消費者金融の審査で見られる5つのポイント|審査に通らない場合の理由や対策も解説
手持ちのお金が足りなくて困った時、最短即日融資に対応していたり、無利息期間サービスがあったりする消費者金融は便利な存在です。ただし、消費者金融でお金を借りる場合は、審査に通過する必要があります。さらに、審査の内容は非公開で、審査の通過・非通過の基準も明らかにされていません。そのため、中には審査に通らず悩んでいたり、審査に通らないことを恐れて申込できなかったりする人もいるのではないでしょうか。
この記事では、消費者金融でお金を借りる時、審査でどのようなことが確認されるのか、通過しない時に考えられる理由は何かなどを解説します。消費者金融の審査に通過するためのポイントも見ていきましょう。
目次
この記事でわかること
- 消費者金融の審査で必ず確認されること
- 審査に落ちる理由とその対策方法
- 消費者金融の審査に必要な書類
消費者金融の審査で見られる5つのポイント
消費者金融でお金を借りる場合は、必ず審査を受けなければなりません。消費者金融は貸金業法という法律に従って営業しており、返済能力を超えた貸付は禁じられています。そのため、消費者金融は審査で申込者の返済能力を確認しています。
ここでは、消費者金融の審査で主に確認される内容を紹介します。
申込条件に合致しているか
消費者金融の融資は、申込に条件が定められています。申込条件に合致していなければ、審査に通過できません。
申込条件は消費者金融各社で異なりますが、おおむね「20歳以上であること」「安定した収入があること」の2つが共通しています。プロミスでは18〜74歳の方が申込可能です。
プロミスにお申込いただく際は、申込フォームに主に以下のような内容をご入力いただきます。
- ・氏名や生年月日などの「ご本人さま情報」
- ・住所や持家の有無などの「ご自宅の情報」
- ・勤務先の住所・電話番号などの「勤務先の情報」
また、申込の際は本人確認書類が求められます。所定の条件に該当する際や、プロミスが必要と判断した場合には、収入証明書類のご提出も必要になります。
プロミスでは原則としてご自宅や勤務先への電話連絡は行っておりませんが、必要に応じて電話による在籍確認を実施する場合もございます。なお、実施する場合も原則、お客さまの許可なく行うことはございません。
在籍確認とは?
在籍確認とは、申込者が申告した勤務先で実際に働いているかを確認する、在籍確認の一環として行われる手続です。申込内容に間違いがないかを確認するとともに、申込者に安定した収入があり、返済能力があるかを見極めています。
ただし、勤務先への電話による在籍確認は、必ず実施されるものではありません。消費者金融によって対応は異なるものの、原則として実施せず、審査の状況によって行うケースが多くなっています。
返済能力があるか
返済能力の有無は、審査でもっとも重視されることです。返済能力がない人への貸付は貸倒れのリスクがあるためです。
返済能力は職業や勤務先、家族構成、住居など、複数の情報から総合的に判断され、年収が高ければいいというものではありません。年収が低くても、収支のバランスなどによって、審査に通過する可能性は十分にあります。
他社の借入状況
返済能力を超える貸付をしないため、消費者金融は他社の借入状況も確認しています。既に多額の借入があれば、新たな借入をしても返済が難しい可能性があり、返済能力に問題があるとみなされる場合があります。
また、「総量規制」に抵触しないためにも、借入状況は必ず確認しなければなりません。消費者金融に関する規制などを定めた貸金業法の総量規制では、年収の3分の1を超える貸付を禁じています。
総量規制についてはこちらの記事もご覧ください。 プロミス等のカードローンで総量規制以上を借りれる?年収の3分の1を超える借入と規制対象について
信用情報
信用情報とは、カードローンやクレジットカードの申込や返済など、個人の金融取引の客観的な事実を記録したものです。国が指定する信用情報機関で保管されており、消費者金融は審査の際に申込者の信用情報を照会し、判断を行います。他社の借入状況も、信用情報で確認が可能です。
信用情報には支払遅延や延滞があった履歴なども記録されています。数日返済が遅れた程度では記録されませんが、長期間の延滞などがあれば延滞情報として記録されている可能性が高く、返済能力を判断する上で悪影響となります。
借入希望額が総量規制の範囲内か
「総量規制」とは借入上限額を定めた貸金業法の中のルールで、消費者金融などの貸金業者からの借入の上限額を、申込者の年収の3分の1までに制限しています。
そのため、借入希望額もしくは他社借入額と借入希望額を合わせた金額が年収の3分の1を超えている場合、審査通過はできません。
消費者金融の審査は甘い?
インターネットの口コミなどで、「銀行の審査は厳しいが、消費者金融は甘い」などという言葉を目にすることがあります。ここでは、消費者金融の審査が甘いと考えられる理由について解説します。
消費者金融の審査は甘くない!
貸金業法で借主の返済能力を超える貸付を禁じられているので、審査の甘い消費者金融はありません。また、金融機関として、貸倒れのリスクを冒してまで貸付はしないでしょう。
もし、自ら審査が甘いと公言する消費者金融がいれば、貸金業法にもとづいた登録を行わずに貸金業を行う違法業者の可能性が高いので、絶対に利用しないでください。
即日融資でも審査は必須
消費者金融がよく提供しているサービスに、「即日融資」があります。早ければ申込当日に融資可能となるサービスで、消費者金融によっては最短30分程度で融資が可能な場合もあります。
短時間で融資が行われるため、「審査を行っていない」と考えられることがあるようですが、スピーディーな審査はスコアリングシステムによるものです。申込者の属性を点数化してコンピューターで素早く判断する仕組によって、審査完了までの速度を早めています。
即日融資についてはこちらもご覧ください。 即日融資を利用したい!カードローンを選ぶポイントと注意点
審査通過率が高い消費者金融はある
消費者金融の中には、自社の審査通過率(成約率)を公表している場合があります。通過率が高ければ「審査に通過しやすい=審査が甘い」と考えられるかもしれませんが、申込者の属性や借入希望額などが違う中で、比べるのは難しいでしょう。
消費者金融の審査に通らない理由と通過のポイント
消費者金融の審査基準は非公開のため、通過しなかった場合も理由を知ることはできません。ただし、消費者金融によって審査基準が異なる中でも、ある程度の共通項があるようです。ここでは、審査に落ちた場合に考えられる理由や、通過するためのポイントを説明します。
申込条件を満たしていない
前述のように、消費者金融は融資の申込に条件を設けています。申込条件を満たさない状態では、審査に通過することはできません。19歳以下の場合は20歳以上になってから、無職の場合は職に就いてからなど、条件を満たしてから申込をしましょう。
申込内容に誤りや虚偽がある
審査に通過するために、年収を多く申告したり、他社借入を申告しなかったりなどと、虚偽があれば審査通過は難しくなります。仮に通過しても、後から虚偽がわかれば契約破棄となって、借入金の一括返済を求められるなど、リスクが大きいといえます。
また、単純な入力ミスでも虚偽とみなされる可能性もあるので、申込内容は誤りのないよう、正確に行ってください。
他社借入が多い
他社の借入は審査に影響します。新たな借入によって年収の3分の1を超えれば、総量規制に抵触するためです。また、他社借入の残債が多ければ、返済が難しいと考えられる場合もあります。
他社借入が多い場合は、ある程度返済を進めてから申込むことをおすすめします。
短期間で複数の申込をした
申込だけなら問題ないと思われるかもしれませんが、同時に複数の申込を行うと、審査に通過しない原因となります。信用情報では他社への申込の事実も確認できるので、短期間に申込の履歴が多数あれば、収支のバランスに問題があるとみなされる可能性があるためです。
どうしても審査に通過したいと思う時は、闇雲に申込むのではなく、申込に不備がないように見直しを徹底したり、不安な点を事前に消費者金融に相談したりすることをおすすめします。
いますぐお金を借りたい場合についてはこちらの記事もご覧ください。 個人融資の種類や選び方とは?利用する上での注意点も解説
信用情報に問題がある
信用情報で支払の遅延や過去の延滞が判明すると、返済能力に疑念を抱かれる原因となります。延滞や債務整理などは、5年程度は記録が残ります。思い当たることがあれば、一定期間をおいてから申込しましょう。
信用情報についてはこちらの記事もご覧ください。 プロミスなどの消費者金融の情報開示機関は?開示請求の方法や報告書の見方を紹介
申込前に信用情報を開示して確認する
複数の借入や延滞履歴など、信用情報に問題があると審査に影響します。申込前に信用情報を確認し審査落ちの要因を排除することで、通過する確率が高くなります。
信用情報を確認する際は、各信用情報機関の公式サイトから開示請求を行ってください。手数料がかかるものの、パソコンやスマートフォンでスムーズに確認できます。
消費者金融の審査に必要な物
消費者金融の審査の際は必要書類があります。プロミスの場合、本人確認書類として以下の中から1点ご用意いただきます。
- ・マイナンバーカード※通知カード、および現在お住まいの自宅住所の記載がないものは不可
- ・運転免許証※経歴証明書も可能
- ・在留カード※特別永住者証明書も可能
- ・パスポート※2020年2月3日以前に申請し、発行されたもの
本人確認書類の住所が現住所と異なる場合は、追加書類1点が必要です。プロミスでは、現住所が記載された、以下の書類が使用できます。
- ・公共料金の領収書(電力・水道・ガス・NHK・固定電話)
- ・住民票の写し・記載事項証明書
- ・国税・地方税の領収書、納税証明書
- ・社会保険料の領収書
※発行日から6か月以内のもの
それ以外に申込内容と本人確認書類に違いがあれば、審査に通過しない原因にもなります。住所変更や改姓などの際は注意してください。
加えて、場合によって必要になるのが収入証明書類です。借入希望額が50万円を超える場合や、借入希望額と他社借入残高を合わせた金額が100万円を超える場合、プロミスの場合は以下の書類から1点が必要になります。
- ・源泉徴収票(最新のもの)
- ・確定申告書(最新のもの)
- ・税額通知書(最新のもの)
- ・所得(課税)証明書(最新のもの/「収入額」と「所得額」の記載があるもの)
- ・給与明細書(直近2か月分)+賞与明細書(直近1年分)
※賞与明細書がお手元にない場合は、直近2か月分の給与明細書をご提出ください。
必要書類として利用できる書類の種類は消費者金融によって異なるので、事前に確認してください。
消費者金融の審査に落ちた場合の対策方法
消費者金融の審査に落ちた場合、そのままの状態で再申込をしても、再び審査に落ちる可能性が高いといえます。
以下を参考に、審査に落ちる原因を少しでも解消してから審査に臨みましょう。
他社からの借入負担を軽減する
複数の借入があると、審査に不利になることがあります。他社の借入金額が多いほど、収入に対する返済額が占める割合が高くなり、返済能力が低下すると判断されるためです。
返済を進めて少しでも借入総額を減らすことで、審査通過の可能性が高まります。
信用情報に問題がないか確認する
自分の信用情報の状態が分からない方は、信用情報機関に開示請求をして、信用情報に問題がないかを確認してから再申込を検討しましょう。
信用情報に問題があった場合は、登録されている期間が過ぎるのを待ってから申込すると審査に通る可能性が高まります。
他社への申込や再申込を検討する
一度申込した消費者金融に再申込するのではなく、他社に申込するのも方法の1つです。審査基準は消費者金融ごとに異なるため、状況に変化がなくても審査に通過できる可能性があります。
また、同じ消費者金融に再申込をする場合はすぐに手続するのではなく、6か月程度期間を空けてから再申込を検討しましょう。消費者金融などの審査を受けた履歴は6か月程度信用情報に登録されているので、その期間に再申込をするとお金に困っていて返済能力がないと判断され、審査通過が難しくなる可能性があります。
安定した収入を得られる状況をつくる
消費者金融の審査では、安定した収入があることが重視されるので、毎月一定の収入が得られる状況をつくりましょう。具体的には、正社員になったり、パート・アルバイトの勤務日数を毎月一定にしたりするなどの方法があります。
安定した収入があれば、消費者金融の審査で返済能力があると認められ、審査に通りやすくなります。
消費者金融の審査は申込のときだけ?
消費者金融では、申込時以外にも審査を行うことがあります。1つは利用限度額の増額を申込した時、もう1つが、「途上与信」です。途上与信は契約期間中の審査のことで、契約から一定期間が経過した際、返済能力の確認として行われます。
いずれも審査内容は新規で申込した時と同様で、年収を含め、返済能力に変化がないかなどを確認します。
しっかり準備して消費者金融の審査を受けよう
消費者金融の融資を受ける際は必ず審査に通過しなければなりませんが、長期延滞など、思い当たることがなければ闇雲に恐れる必要はありません。
不安なことがある場合は、とりあえず申込むのではなく、消費者金融のフリーコールで相談してみることをおすすめします。また、消費者金融では事前に借入可能か診断できる「お借入診断」を用意している場合があるため、利用してみるのもいいでしょう。しっかり準備して、消費者金融の審査に臨んでください。