「お金ない、助けて！」というときに思い出したい対処法

今すぐお金を借りたい！

更新日：2022.11.25

急な出費などでお金が必要になり、途方に暮れるのは誰にでも起こりうることです。お金がないと、寝ても覚めてもお金のことが頭にちらつき、不安とストレスでいっぱいになってしまいます。心の余裕もなくなり、「もうダメかもしれない…」と思ってしまいがちです。
しかし、すぐにお金が必要な場合でも、さまざまな対処法が存在します。ここでは、「お金ない、助けて！」というときに効果的な対処法を見ていきましょう。また、すぐにお金が必要な場合の方法のほか、公的制度や債務整理についても解説します。

どうしてもお金がないときに今すぐできる対処法

どうしてもすぐにお金が必要な場合は、「借りる」「売る」「稼ぐ」という、3つの方法があります。それぞれ詳しく解説します。

お金を借りる

すぐにお金が必要なときというのは、急なケガや葬儀など、緊急度が高めのケースが多く見られます。現時点で手元にお金がなくても、比較的早めに収入の予定があるのであれば、お金を借りるのが効果的な対処法です。
借り方としては、次に挙げる4つの方法が考えられます。

・カードローンでお金を借りる

カードローンは、銀行などの金融機関や信販・クレジット会社、消費者金融などが提供している、個人向けの借入専用サービスです。入会すると、設定された利用限度額の範囲内で、いつでも好きなタイミングで借入ができます。
カードローンには、銀行系、信販・クレジット系、消費者金融系の3種類があり、種類によって、金利や融資を受けるまでにかかる時間、無利息期間サービスの有無などに違いがあります。銀行系は即日融資に対応しておらず、信販・クレジット会社系にも非対応のところがあります。その点、消費者金融系なら最短即日融資が可能なので、今すぐにお金が必要なら、消費者金融系のカードローンがおすすめです。早いところであれば、申込から30分～1時間程でお金を借りられる場合があります。
消費者金融系の中には、初回利用者は一定期間利息なしといった無利息期間サービスを提供しているところもあるので、条件に合うなら、返済の負担も軽減できます。申込から借入までオンラインで手続きが可能で、毎月の返済日を細かく指定できる、返済方法の自由度が高いといった点も、消費者金融系カードローンならではのメリットです。

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・クレジットカードを利用する

必要なものがクレジットカードで決済可能なら、カード決済をすることで、現金が手元になくても支払いができます。また、キャッシング枠付きのクレジットカードを作れば、キャッシング枠の範囲内で借入が可能です。
ただ、すべてのクレジットカードが即日発行・キャッシングに対応しているわけではありません。借入の利用可能額もショッピング枠との合算ですので、すでにショッピング枠いっぱいに買い物をしている場合は、キャッシングの利用ができませんので注意しましょう。

・家族や友人・知人に借りる

家族や友人・知人に借りる場合、貸す側が納得してくれれば、すぐに対処できます。場合によっては、貸金業者や金融機関からの借入では不可能な金額や金利、返済期間で借りられるメリットがあります。
ただ、気をつけたいのは、お金の貸し借りが原因で、人間関係にヒビが入る可能性があることです。口約束で終わらせず借用書を作成する、返済期日は必ず守るなど、相手に甘えずに誠意ある対応をとることが大切になります。

・質屋を利用する

質屋は、品物を担保として預けることで、品物の価値の数十％相当（商品によっては80％など）のお金を貸してくれます。預けている期限内に借りた分と質料を返済すれば品物は返却され、返済しなければ、品物の所有権が質屋に移ります。
質屋で担保にできるのは、主にブランド品や宝飾品、電化製品などになります。なお質料は、「質屋営業法」の範囲内で質屋が自由に決められるので、業者によってばらつきがあります。法律の定める上限は年利にして109.5％ですから、カードローンなどに比べれば非常に高い水準といえるでしょう。質量には、質草の保管にかかる費用が含まれるため、金利の高さには注意してください。

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不用品を売る

手元の不用品を売ることで、お金を手に入れることができます。具体的には、リサイクルショップやフリマアプリ、オークションなどで不用品を売ってお金に換える方法が一般的です。カードローンやキャッシングを利用することに抵抗があるという方におすすめです。
リサイクルショップでは、家具や家電、日用品、おもちゃ、インテリア、服などを即日査定・買い取りしてくれますが、買取価格はあまり高くありません。高価買取を期待するなら、ショップが買い取りに力を入れている商品などを調べておいてください。
一般的には、フリマアプリやオークションで売ったほうが、リサイクルショップに比べて高値がつくことが多いでしょう。ただ、すぐ売れるとは限らず、現金化までに時間がかかりがちなので、すぐにお金が必要な場合は間に合わないこともあります。

日払いのバイトなどで稼ぐ

日払いのバイトを探して働けば、当日中に確実にお金を手にすることができます。ただし、中には、給料は勤務地と別の事務所で受取手続きをすることがあり、当日受取りができない場合があります。当日手渡し・当日現金払いかをしっかり確認してから働くのがおすすめです。
なお、「短期・1日OK！」などで募集されているアルバイトの多くは、いったん派遣会社に登録し、そこから仕事場へ派遣されます。今日、登録をしてもすぐに働けないこともあるので、いつから働けるのかも確認しておきましょう。

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お金がなくて困ったときに助けてくれる国の制度

金融機関や貸金業者などからお金を借りる際は、安定した収入がないと審査が通りにくくなります。しかし、病気などですぐ働けない事情がある場合も少なくありません。また、カードローンでの借入や不用品を売却しただけでは足りず、もう少しまとまったお金が必要なときもあります。
そのような場合には、国の制度の利用がおすすめです。例えば、次のような公的制度があります。

総合支援資金

総合支援資金とは、生活福祉資金貸付制度のひとつで、失業等で生活全般に困難を抱えており、生活の立て直しの資金が必要な人に、生活再建までのあいだに必要な生活費を貸し付けるものです。市区町村の社会福祉協議会で申込みをします。

■生活支援資金の内容

借入を希望するには、原則として、生活困窮者自立支援制度における自立相談支援事業の支援を継続して受けることが条件です。

住宅確保給付金

住宅確保給付金は生活困窮者自立支援制度のひとつで、離職・廃業などによる収入減で家賃が払えず、住居を失った、または失うおそれがある人に、一定期間家賃相当額を支給するものです。全国に設けられた申請・相談窓口で申込みをします。

■住宅確保給付金の内容

※基準額とは、市町村民税均等割が非課税となる収入額の12分の1の額。単身世帯で8万4,000円、2人世帯で13万円など世帯数により異なる。

住宅確保給付金を利用する条件としては、「2年以内に離職・廃業している」「外部要因により収入が離職・廃業と同程度に減少している」「求職活動または生活再建への支援プランに沿った活動をしている」などがあります。

「お金がない」「借金が返せない」となったら、最終手段は債務整理

借金の返済が困難になり、「助けてほしい…」となった場合、債務整理という方法があります。
債務整理とは、借金の返済ができずに困窮している場合に、貸し手との話し合いや裁判所での手続きなどにより、利息分の支払免除や返済金額の減額、返済義務の免除を受けることができる手続きのことです。
債務整理には、「任意整理」「自己破産」「個人再生」「特定調停」の4種類があります。どの方法でも、交渉には弁護士や司法書士に依頼するのが一般的で、費用が発生します。
なお、債務整理を行った場合はその記録が残り、一定期間は新たな借入ができなくなるなどのデメリットもあります。

すぐにお金が必要なときは即時融資可能なカードローンがおすすめ

すぐにお金が必要な状況なのにお金がなくて助けてほしいとき、あると便利なのがカードローンです。家族や友人に借りたり、持ち物を売ったりすることなく、ある程度まとまったお金を入手することができます。プロミスの場合、Webからお申込いただくことで即日融資を受けられる可能性があります。そのうえ、初めて契約する場合は、30日間無利息サービスも受けられます。

お金に困ったとき、最もやってはいけないのは、違法な金融業者「ヤミ金」にお金を借りることです。法外な利息を要求される、過剰な取り立てに遭う、犯罪に巻き込まれる可能性があるなど、いいことはひとつもありません。ヤミ金から借りるのは絶対にやめましょう。
公的な制度も含めさまざまな方法があるので、自分にとってメリットの大きい方法、実行しやすい方法を選んで、難局を乗り切ってください。