消費者金融の無人契約機とは?借入時の流れや注意点について

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消費者金融の無人契約機とは?借入時の流れや注意点について

消費者金融には無人契約機という誰にも会わずに申込や契約、カード発行を完結できる設備があります。対面で人に会うことなく手続を完結でき、さらにその場でカードが発行されるなどのメリットがあります。

当記事では消費者金融の無人契約機を使って借入をするまでの流れやメリット、デメリットなどについて解説します。

目次

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消費者金融で提供されている無人契約機とは

消費者金融のなかには、人と対面することなく契約ができる無人契約機を設置している会社があります。基本的に無人契約機は消費者金融の無人店舗に設置されているため、店舗に入るときから出るときまで人と会うことはありません。

無人契約機は営業時間が長く、土日祝日でも利用できるのもひとつの特徴です。

無人契約機を利用してお金を借りるまでの流れ

無人契約機で契約の手続をした上でお金を借りるまでの流れについて解説します。審査の結果によってはこれらの一連の流れを、即日で完結することも可能です。

お近くの無人契約機を検索する

最初に、無人契約機が設置されている店舗を検索します。プロミスの店舗検索ページでは検索条件に「自動契約機」を設定することで、無人契約機が設置されている店舗を簡単に探すことができます。
営業時間をチェックして、行こうと思っているタイミングが営業時間内であるかどうかも確認しておきましょう。

必要書類をその場で提示する

無人契約機では、契約に必要な書類の提示も可能です。消費者金融の申込には、一般的に、本人であることを確認する以下の書類が必要になります。

(本人確認書類の一例)
・運転免許証
・パスポート
・マイナンバーカード
・健康保険証
・在留カード
など

プロミスの無人契約機で申込に用いることができる本人確認書類は、以下のとおりです。

・運転免許証(経歴証明書)
・マイナンバーカード
・健康保険証+住民票の写しなど1点(住民票の代わりに「公共料金の領収書」などでも可)
・パスポート(2020年2月3日以前に発行、住所欄に現在の自宅住所が記載されているもの)
・在留カードもしくは特別永住者証明書

プロミスでのお申込時に必要な書類について詳しくはこちらをご覧ください。
お申込条件と必要書類

無人契約機では必要書類の提示方法について案内されるので、その案内に従って書類の提示をします。

なお、借入希望額が50万円を超える場合や借入希望額と他社借入額の合計が100万円を超える場合は、収入証明書類として以下の書類のいずれか1点が必要になります。

・源泉徴収票(最新のもの)
・確定申告書(最新のもの)
・税額通知書(最新のもの)
・所得(課税)証明書(最新のもので収入額と所得額の記載があるもの)
・給与明細書(直近2か月分)+賞与明細書(直近1年分)

審査に申込む

無人契約機であってもWeb申込であっても、同様の審査があります。

審査中は無人契約機の画面に契約や利用などに関する説明が表示される場合が多いので、こうしたガイドを視聴しながら理解を深めつつ、審査終了を待ちます。

契約を締結しカードを受取る

審査に通過したら、契約手続に進みます。無人契約機の画面上に契約条件が表示されます。特に重要なのは金利や借入限度額などの項目なので、これらをしっかりチェックしましょう。契約成立前には貸金業法によって規定された事前書面の交付があります。これを受取り、契約書に署名をすれば契約成立となります。

契約が成立すると、借入に使うためのカードが発行されます。

実際に借入をする

受取ったカードはすぐに使える状態であり、消費者金融のATMや提携ATMなどで借入が可能です。多くの場合、無人契約機が設置されている店舗にはATMも設置されているので、直ぐに借入をすることもできます。

無人契約機を利用するメリット

ク無人契約機を利用するメリット

無人契約機を利用することで考えられるメリットは、3つあります。それぞれ解説します。

誰にも会わずに契約できる

借入をしていることを他人に知られたくない場合、誰にも会わずに契約することができる点がメリットとなります。なお、無人契約機だからといって全く人のサポートが無いというわけではありません。操作がわからなくなった際にはその場で専用の電話を使ってオペレーターとのやり取りも可能なので、誰もいない環境での操作に自信がないという人も安心です。

その場でカードを受取ることができる

無人契約機で契約を完結すると、その場でカードが発行されます。急いでいる人にとってはこれもメリットになるでしょう。

家族など周囲の人にバレたくないという人も安心して利用できます。

休日も利用できる

すでに述べたように、無人契約機は営業時間が長いことが多く、土日祝日も営業している店舗があります。また、会社によっては夜間でも営業している店舗もあるため、平日の日中はカードを作りにいく時間を取れないという方であっても、無人契約機であれば時間の都合がつきやすいです。

無人契約機を利用するデメリット

メリットの多い無人契約機ですが、デメリットもあります。ここでは、考えられる2つのデメリットについて解説します。

契約機が近くに無い場合は時間がかかる

無人契約機が設置されている店舗が近くに無い場合は、その店舗に行くまでの時間を考慮する必要があります。近くに店舗があったとしても「店舗まで出向く」必要があることに変わりはないので、これが手間だと感じる方にはデメリットとなります。

審査中は契約機内で待機する必要がある

無人契約機で申込をした場合、審査中はその無人契約機の中で待つことになります。もちろん外部から見えないように配慮されているので、待っている間に誰かに見られる心配はありません。しかし、時間がかかることは留意しておくべきでしょう。

申込や書類提示などの時間を合わせると1時間から2時間ほどかかることもあります。

ただし、この所要時間はWebで申込や書類の提示を済ませ、審査の結果を受けてカードの受取のみを無人契約機で行うようにすれば大幅に短縮できます。このWeb申込については、後ほど記載します。

消費者金融の無人契約機利用時の注意点

消費者金融の無人契約機を利用する際に、注意したいことが2点あります。

1つめは「先客」の存在です。無人契約機を利用しようとして店舗に行ったものの、すでに誰かが使用中だとその人が終わるのを待つか、日を改めるか、もしくは別の店舗に行く必要があります。使いたいと思ったときにいつでも使えるわけではない点に注意してください。

もう1つは、営業時間です。無人契約機の営業時間が長いことはすでに記載しましたが、店舗によって異なります。目的の無人店舗が何時から何時まで営業しているかを確認してから行く必要があるでしょう。

消費者金融の借入はWeb申込が一般化してきている

近年ではネット環境の普及に合わせて、消費者金融の借入はWebからの申込が一般的になってきています。また、先ほど解説したようにWebからの申込で審査までを済ませ、無人契約機でカードを受取るという方法をとることも可能です。Webで完結するサービスを利用すればカードすら持たなくても借入や返済が可能です。

消費者金融の借入はWeb申込が一般化してきている

プロミスには、申込からお借入、返済までのすべてをWebで完結でき、即日の融資も可能な「Web完結」があります。店舗に行く必要がなく郵送物が届くこともないため、周囲の人に借入を知られたくない人にとっても安心のサービスです。

プロミスのWeb完結についてはこちらをご覧ください。
Web完結のご紹介

消費者金融の無人契約機についてよくあるご質問

消費者金融の無人契約機について、よくあるご質問とその答えをまとめました。

無人契約機は審査時間がどのくらいかかりますか

プロミスの場合は、当日の混雑状況により、待ち時間が発生する場合もありますが、おおよそ30分~1時間程度かかります。

在籍確認は発生するのでしょうか

無人契約機からの申込であっても、勤務先への電話以外の方法で在籍確認をすることもできます。ただし、審査に応じて電話による在籍確認が必要になることもあります。
勤務先への電話による在籍確認に抵抗がある人は、無人契約機内にある電話からその旨を相談してみてください。この場合は勤務先が発行した収入証明や保険証などを事前に準備して持っておくと、書類による在籍確認をスムーズに行えるようになります。

在籍確認について詳細は以下をご覧ください。
カードローンは在籍確認なしにできる?実施内容や勤務先への確認の必要性について解説

無人契約機を利用する時は周りから見られませんか

無人契約機の中はおおむね1人が入れる広さの個室になっており、外から見ても誰がいるのかわからないように配慮されています。

無人契約機の利用だけでなくWeb申込も検討しよう

当記事では消費者金融の無人契約機について解説してきました。誰にも会わずに契約できることや、すぐに借入ができるなどメリットは多いですが、その一方で無人契約機のなかで待つ必要があるなどのデメリットもあります。しかしながらこのデメリットはWeb申込で解消できるので、Web申込と無人契約機をうまく活用してスムーズな借入に役立ててください。

【ライター情報】
田中 タスク
自身も投資家として資産運用を実践しつつ、そこで得られた知見を交えて投資系ライターとしてネットや書籍などの記事制作に取り組む。その一方で消費者金融やカードローンなどに関する知識をいかして、「お金のピンチ」を乗り切る方法の発信にも注力、借入に対する正しい知識の重要性を発信中。

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