消費者金融でのお金の借り方は?
はじめての申込の流れや借りる際のポイントについて
基礎知識
更新日:2023.08.31
はじめて消費者金融を利用する、もしくははじめてお金を借りる際には分からないことが多く、不安を感じることもあるでしょう。何を用意して、どこに申込めばいいのか?審査の結果が出たらどうすればいいのか?こうした疑問にお答えしながら、はじめて消費者金融を利用する方に向けて正しい借り方や、知っておくとお得なポイントなども解説します。
目次
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消費者金融でのお金の借り方
消費者金融でのお金の借り方を、6つのステップに分けて解説します。即日融資の場合はこのすべてのステップを即日のうちに完結することもできます。なお、即日融資については後ほど詳しく紹介します。
必要書類の用意
最初に、必要書類を用意します。申込時に必要になるのが、本人確認書類です。詳しくは後述しますが、運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなどの書類が必要になります。また、希望借入額が50万円を超える場合は、収入証明書類が必要です。源泉徴収票や確定申告書などが必要になりますが、収入証明書類についても後ほど詳しく解説します。
申込
必要書類の用意ができたら、申込をします。消費者金融への申込は、Webやスマートフォン用アプリ、無人契約機、店舗の窓口などさまざまな方法があります。Webやアプリによる方法は場所を選ばず、24時間365日いつでも申込ができるので便利です。
それぞれの方法にメリットや便利さがあるので、ネット経由の方法にこだわらず最も利用しやすい方法を選んでも問題ありません。
書類の提出
申込が完了したら、先ほど紹介した本人確認書類と、借入希望金額が50万円を超える場合は収入証明書類を提出します。アプリによる申込ではスマートフォンのカメラ機能を使って簡単に提出できますし、Webからの申込であってもスマートフォンで撮影した書類をアップロードすることで提出可能です。
審査結果の通知
申込内容を受けて、消費者金融による審査が行われます。Webやアプリで申込をした場合は申込時に入力したメールアドレスに結果が通知されます。それ以外の場合は、電話や郵送などによって結果が通知されます。
契約
審査に通過したら、契約に進みます。審査結果のなかには利用可能額も含まれているので、いくらまで利用できるのかもチェックしておきましょう。
この契約についても、Webやアプリからの申込をした場合はネット上で手続を完結することができます。
借入
契約が完了したら、いつでも借入が可能になります。Webやアプリから依頼をして指定の銀行口座に振込をする借り方や、カードを使ってATMからお金を引出す借り方もあります。
消費者金融でお金を借りる際の申込条件と必要書類
消費者金融に申込をする前に知っておきたいのが、申込条件です。すでに紹介したように申込には必要な書類があるので、事前にこれらをチェックしておきましょう。
申込条件
消費者金融に申込ができる人の条件は、2つあります。ここではその2つについて、プロミスの例で解説します。プロミスは消費者金融なので、他社にも同様の申込条件があるとお考えください。
申込が可能な年齢は18歳から74歳までですが、満18歳になっていても高校生は申込できません。ここでいう「高校」には定時制高校や高等専門学校も含まれるため、これらの学校に通っている人も申込むことができません。
もう1つの条件は、安定した収入があることです。正社員として勤務している人はもちろん、パートやアルバイトとして勤務している人であっても安定した収入があるのであれば申込可能です。ただし、収入が年金のみの場合は申込できません。
必要書類
申込時に必要な書類は、2種類あります。1つは本人であることを確認できる書類、もう1つは50万円を超える金額の申込や他社と合算した借入金額が100万円を超える場合に必要な、収入証明書類です。ここでもプロミスの例で必要書類を紹介しますが、消費者金融であれば他社も同様です。
本人の確認には、以下の書類を使用できます。
・運転免許証(運転履歴証明書)
・パスポート
・マイナンバーカード
・健康保険証
・在留カード
・特別永住者証明書
希望借入額が50万円を超える申込や他社と合算した借入金額が100万円を超える場合は、収入証明書類として以下のいずれかが必要です。収入証明書類はいずれも、直近のものを用意してください。
・源泉徴収票
・確定申告書
・税額通知書
・所得証明書
・給与明細書(直近2か月分)、賞与明細書(直近1年分)
消費者金融で借入する際の具体的な申込方法
消費者金融では、主に以下の方法で借入が可能です。急いでいる人や近所に店舗がない人など、さまざまな人の事情にあわせて多様な方法が用意されています。
以下は、プロミスで利用できる借入方法です。
・インターネットで手続する振込
・専用アプリとATMによるキャッシング
・消費者金融のATM
・提携ATM
・電話
ネットを利用したキャッシングは利便性が高く、専用アプリがあればコンビニATMでキャッシングをすることも可能です。
プロミスでの借入方法については、以下のページをご覧ください。
お借入方法
消費者金融でお得に借りるポイント
ここでは、消費者金融を利用する際に知っておきたい3つのポイントを紹介します。いずれも知っておくとお得、便利な知識なので、ぜひ押さえておいてください。
無利息サービスを利用する
はじめて利用する人に向けて、消費者金融のなかには一定期間無利息になるサービスを設けているところがあります。例えば、プロミスにははじめての人に対して、初回借入の翌日から30日間無利息になるサービスがあります。
もちろん30日以内に返済すれば利息ゼロですし、それを超えて利用しても無利息期間の分だけお得になります。
プロミスの「30日間無利息サービス」については、以下のページをご覧ください。
30日間無利息サービス
借入診断を利用する
消費者金融をはじめて利用する人にとって、審査は心理的な「ハードル」でもあると思います。消費者金融に限らず、金融機関は審査の内容を公表していないため、審査に通過できるのか申込をするまで分からないというのが実際のところです。
そんな心理的な不安の解消に役立つのが、借入診断です。プロミスでは生年月日と年収、他社借入金額の3項目を入力するだけで借入が可能かどうかを簡易診断できます。実際に申込をする前に、まずは気軽に試してみるのもよいでしょう。
プロミスの借入診断は、以下のページをご覧ください。
お借入診断
返済シミュレーションを利用する
消費者金融を安全かつ便利に利用するには、計画的な借入と返済がとても重要です。しかしながら利用する前から「いくら借りるといくら返済する必要があるのか」を正確に知るのは難しいと感じるかもしれません。
そこで知っておきたいのが、返済シミュレーションです。借入希望額と毎月の返済金額などを選択・入力するだけで、返済期間や返済計画の詳細をシミュレーションできます。入力時には借入金額を選択すると自動的に毎月の最低返済額や適用金利が表示されるため、とても簡単です。
借入希望額がある程度決まっているのであれば、ぜひ一度試してみてください。
プロミスの返済シミュレーションについては、以下のページをご覧ください。
ご返済シミュレーション(お借入返済)
消費者金融でお金を借りるメリット
利用者にとって高い利便性が図られているのは消費者金融の強みですが、そのなかでも特に知っておきたいメリットを紹介します。
借入までが短く最短即日融資が可能
消費者金融のなかには即日融資に対応しているところがありますが、これは急いでいる人にとっては頼もしいサービスといえます。銀行カードローンの融資は最短で当日ですが、長い場合は2週間程度かかる場合もあります。クレジットカードの場合も即日融資に対応していないことが一般的です。
こうしたほかのキャッシングサービスと比べると消費者金融は圧倒的にスピードが速いので、これは大きなメリットです。
プロミスも即日融資に対応しており、最短3分でお借入が可能です。
プロミスの即日融資については、以下のページをご覧ください。
ご融資をお急ぎのお客さまへ(即日融資)
Webやアプリであればいつでもどこでも手続可能
あらゆるサービスをネットで利用できるような時代になりましたが、消費者金融にもWebやアプリだけで申込から借入までを完結できるサービスがあります。これらのサービスを利用すると消費者金融のWebサイトやスマートフォン用アプリで必要事項の入力や書類の提出を行い、借入までを完結することができます。
ネットサービスなので時間や場所の制約を受けることなく申込や借入が可能であることもメリットといえるでしょう。
プロミスにはアプリローンといって、スマートフォン用アプリだけで申込から借入を完結できるサービスがあります。
プロミスのアプリローンについては、以下のページをご覧ください。
アプリローンのご紹介
消費者金融で借入する際の注意点
高い利便性や無利息サービスなどメリットの多い消費者金融ですが、もちろん注意点もあります。特に注意しておきたい3点について、個別に解説します。
安定した収入があるかどうか
まず前提となるのが、安定した収入です。収入がない人は返済能力がなく、お金を借りると返済不能に陥るリスクが高いと判断されます。消費者金融に申込をすると必ず審査があるのは、返済不能になってしまうリスクを回避する目的に加えて、法律によって審査が義務づけられているという理由もあります。
他社の借入状況(総量規制との関わり)
安定した収入があっても他社の借入状況によっては総量規制によって新たな借入ができないこともあります。総量規制によって借入の合計額は年収に対して3分の1までと規定されているため、他社での借入額が年収の3分の1を超えていると審査には通りません。
借入後は滞納に注意
借入後は、滞納に注意しましょう。契約した返済日に返済をしないと遅延利息が発生してしまいますし、さらに滞納が長期化すると信用情報機関にその事実が記録されるため、他社のカードローンやそのほかのローン審査にも影響を及ぼす恐れがあります。
はじめての方は無理なく返済できる金額での利用を
消費者金融はお金の借り方や返し方などに高い利便性が図られているので、利用者の意向や都合に合わせて利用しやすいサービスといえます。それだけにはじめて利用する人はついつい気軽に借入をしてしまいやすくなりますが、大切なのは計画的な利用です。
無理なく返済できる金額をシミュレーションで把握した上で、計画的な借入と返済を心がけましょう。正しく利用すればとても便利なサービスなので、安全・快適な利用のためにも当記事の情報をお役立てください。
消費者金融について詳しくは、こちらをご覧ください。
消費者金融とは?銀行やクレジットカードとの違いをわかりやすく解説【メリット・デメリット・仕組】
【ライター情報】
田中 タスク
自身も投資家として資産運用を実践しつつ、そこで得られた知見を交えて投資系ライターとしてネットや書籍などの記事制作に取り組む。その一方で消費者金融やカードローンなどに関する知識をいかして、「お金のピンチ」を乗り切る方法の発信にも注力、借入に対する正しい知識の重要性を発信中。