キャッシングの審査とは?通過基準や流れについて
キャッシングを利用するためには必ず審査がありますが、そこで何が審査されているのか、気になる方は多いのではないでしょうか。この記事では、キャッシングの審査についてお答えし、審査に落ちてしまった場合の対処方法についても解説します。
目次
この記事でわかること
- キャッシング審査の流れ
- 審査に必要な書類と不備チェックリスト
- 審査落ちの主な問題と即時対処法
キャッシングの審査とは
キャッシングの審査とは、キャッシングサービスを提供している金融機関が申込者の返済能力を調査し、融資の可否や利用限度額を判断することです。また、返済能力を知るためには「収入」と「信用情報」が必要になります。これらの詳細については後程解説します。
このように返済能力を審査するのは、利用者が返済困難の状態に陥ってしまうリスクを回避するためです。
キャッシングの審査における主な通過基準
キャッシングの審査では「本人の属性」や「収入」、「信用情報」が主な判断材料になります。それぞれ何を重視しているのか、どのような人が審査に通過するのかといった基準について解説します。
本人の属性
本人の属性としては、主に以下の項目が審査で確認されています。
- ・年齢
- ・収入(返済能力)
- ・勤務先
- ・職種
- ・勤続年数
- ・居住形態、居住年数
- ・家族構成
- など
いずれも、申込者の経済状況を知るうえで欠かせない情報です。例えば勤続年数が長ければ、転職や離職の可能性が低く、今後も安定した収入が見込めると判断できます。持家か賃貸か、子どもがいるかなどによっても、毎月の返済に充てられる金額が変わるでしょう。
専業主婦(夫)やフリーターは借入できるのか
フリーターの方でも、アルバイトなどで安定した収入があれば申込が可能です。
専業主婦(夫)の場合は、「配偶者貸付」の制度を採用している、一部の金融機関が利用できます。「配偶者貸付」とは、申込者本人と配偶者の収入を合算し、その合計額の3分の1を上限として借入ができる制度です。
ただし、配偶者の同意が必要なため、家族に知られずに借入することはできません。
他社での借入状況に問題が無いか
他社の借入状況も、返済能力を判断するのに直結する情報の1つです。同じ年収額で「他社の利用がない人」と「既に他社での借入がある人」を比較すると、前者のほうが返済に回せるお金を用意しやすいと判断されます。一方、後者は他社に返済しながら、今回申込をしているキャッシングに対しても同時に返済をすることになるので、前者よりも返済に回すお金を用意しにくくなる可能性があります。
そのため、他社の借入状況がない、もしくは少ない人はキャッシングの審査に通過しやすくなります。
もう1点、他社の借入がある場合は意識するべきことがあります。それは、総量規制です。総量規制とは、消費者金融などの貸金業者から借入できる上限を年収に対して3分の1までとする規制のことです。
例えば、年収300万円の人であれば借入の上限は100万円です。既に他社で合計80万円の借入がある場合、キャッシングの審査に通過したとしても利用限度額の上限は100万円から80万円を差し引いた20万円となります。
キャッシング審査では、他社借入状況を踏まえた上で、返済能力と総量規制の観点から判断されるということです。
総量規制の詳細については以下よりご覧ください。 プロミス等のカードローンで総量規制以上を借りれる?年収の3分の1を超える借入と規制対象について
信用情報に問題が無いか
キャッシングの利用などの借入に関する情報は、信用情報機関に記録され、他社借入状況や総量規制との関わりから、審査に影響をおよぼす可能性があります。さらにもう1つ注意したいのは、他社での滞納や債務整理などが記録されている場合です。
キャッシングの申込を受付けた金融機関は、申込者の信用情報を信用情報機関に照会します。3か月以上の長期滞納や債務整理があった場合は信用情報機関にその事実が記録され、照会の際に明らかになります。上記のような事実が記録されていると、審査に通過するのは難しくなるでしょう。
キャッシングの審査に必要な書類
キャッシングの審査では、本人であることを確認できる書類と、収入を証明できる書類が必要です。それぞれどのような書類を用意すればいいのか、項目ごとに解説します。
本人確認書類
キャッシングの審査では、申込をしている人が間違いなく本人であることを確認するため、以下の本人確認書類が必要です。
| 本人確認書類 | 運転免許証※経歴証明書も可 パスポート(2020年2月3日以前に申請し、発行されたもの) マイナンバーカード※通知カード、および現在お住まいの自宅住所の記載がないものは不可 在留カード※特別永住者証明書も可能 |
|---|---|
| 証明書類の住所と現住所が異なる場合に、上記に加えて必要となる書類 | 公共料金の領収書(電気・水道・ガス・NHK・固定電話) 住民票の写し・記載事項証明書 国税・地方税の領収書、納税証明書 社会保険料の領収書 ※発行日から6か月以内のもの |
これらはいずれも公的な機関や勤務先が発行した書類で、本人確認書類として有効です。一方、キャッシュカードや各種会員証など公的な機関以外が発行しているものについては、キャッシングの審査では利用できません。
収入証明書類
消費者金融などから50万円を超える借入をする場合や、他社借入分と合算して100万円を超える借入をする場合などは、収入を証明できる書類が必要です。使用できる書類は、主に以下のとおりです。
- ・源泉徴収票(最新のもの)
- ・確定申告書(最新のもの)
- ・税額通知書(最新のもの)
- ・所得(課税)証明書(最新のもの/「収入額」と「所得額」の記載があるもの)
- ・給与明細書(直近2か月分)+賞与明細書(直近1年分)
提出が求められる可能性がある方は、キャッシングの審査に向けて事前に用意しておくとスムーズです。
なお、上記の条件に該当するケース以外にも、金融機関の判断で収入証明書類の提出が求められることもあります。
キャッシングの審査の流れ
キャッシングに申込をして融資を受けるまでの、大まかな流れは以下のとおりです。
| ①申込 | Webサイトやアプリ、無人契約機などから申込をします。 |
|---|---|
| ②書類の提出 | 本人確認書類と、必要に応じて収入証明書類を提出します。無人契約機や店舗窓口の場合はその場で提出をしますが、インターネット経由での提出を受付ている金融機関では、スマートフォンアプリやWebサイトなどからでも提出可能です。 |
| ③審査 | 金融機関による審査があります。最短即日融資に対応している金融機関であれば1時間以内に審査を完了することもできます。 |
| ④契約 | 審査通過後、契約手続を行います。 |
| ⑤借入 | 契約した利用限度額の範囲で借入が可能です。借入にはWebサイトやスマートフォンアプリを利用する方法や、ATMを利用する方法などがあります。 |
審査通過をスムーズにするための事前準備
キャッシングの審査をスムーズに終えるには、事前準備が重要です。少しでも審査通過の確率を高めるためにできることを、項目別に解説します。
信用情報に問題がないか
前述のように、信用情報に滞納や債務整理の記録があると審査通過が難しいため、申込前に自分で確認しておきましょう。500〜1,500円程度の手数料がかかるものの、信用情報機関に開示請求すれば、現在の信用情報の状態を確認できます。
複数社に申込していないか
審査に不安があると、何社か同時に申込をしようと考える人もいますが、かえって審査に通過しにくくなるため注意が必要です。
信用情報には、クレジットカードやローンの申込履歴も記録されています。短期間に複数の申込があれば、それだけお金に困っていると捉えられ、返済能力がないと判断される可能性があります。申込の際は、1社に絞りましょう。
本人確認書類や収入証明書類に不備はないか
本人確認書類や収入証明書類などの必要書類は、申込前に用意しておくと安心です。
特に借入希望額が50万以上、複数社からの借入合計額が100万円を超える場合は源泉徴収票などの収入証明書類が必ず求められます。
審査前の借入診断ツールを試してみる
本審査前に「お借入診断」を利用し、自身の収入や他社借入額に問題がないか、事前に確認しておくこともおすすめです。お借入診断とは、年齢や年収、他社借入額を入力することで、審査通過の可能性を簡易的に診断できるサービスです。
ただし、診断結果は、本審査の通過を保証するものではないことには注意しましょう。
キャッシングの審査に落ちる要因
キャッシングの審査では、条件によっては通過しないこともあります。キャッシング審査の内容については公開されていませんが、審査に落ちる場合の要因は以下のいずれかである場合がほとんどです。
- ・申込内容に誤りがあった
- ・在籍確認ができなかった
- ・総量規制の枠を超えていた
- ・既に複数の会社から借入をしている
- ・申込ブラックに該当している
- ・信用情報に問題がある
申込内容に誤りがあった
キャッシングの申込では、氏名や住所、勤務先などの情報を入力します。これらの情報に誤りがあると正確な審査ができないため、審査に落ちる原因になります。
故意に虚偽の内容を申告するのは論外ですが、ミスであっても申込内容が不正確であることは同じなので、正しく申告することはとても重要です。
在籍確認ができなかった
キャッシングの審査では本人からの申込であることや、申込時に記入した勤務先の情報が正しいかどうかを確認するために在籍確認をすることがあります。
在籍確認の方法は、電話による方法と、書類提出による方法の主に2つです。
電話の場合は、勤務先の電話番号として記入した電話番号に対して電話を入れ、申込をした本人が確かに在籍しているかどうかを確認します。
書類提出の場合は、申告した勤務先に在籍していることを証明できる書類として社員証や社名が記載された給与明細書などを提出します。電話による在籍確認を避けたい場合に便利な方法です。
いずれの方法で在籍確認をするとしても、在籍確認が取れないと審査を進めることができず、審査落ちの原因になります。なお、プロミスでは原則として電話による在籍確認は行いません。審査の関係上、電話による確認が必要な場合でも、お客さまの同意なしに電話をすることはありません。
総量規制の枠を超えていた
既に解説したように、消費者金融などから借入をする際には、総量規制に抵触しないよう注意が必要です。他社の借入が既に年収の3分の1を超えていると、総量規制によって新たな借入ができないことになります。この場合、申込をした人の信用状態に問題がなくても審査に通過できません。
既に複数の会社から借入をしている
複数社からの借入がある場合、その分返済能力が低下していると判断され、審査通過に影響する可能性があります。
また、1社でも金額が大きい場合や、短期間に集中して借りている場合も、同じ理由で審査に通過しにくくなります。
申込ブラックに該当している
短期間に申込を繰り返したことなどで、審査に通りにくくなっている状態を「申込ブラック」と呼ぶことがあります。
何社以上の申込で該当するか、明確な基準はありませんが、数か月の間に複数申込をした場合は該当する恐れがあります。
信用情報に問題がある
信用情報に滞納や債務整理などの情報が登録されていると、審査通過は困難になります。
金融機関はキャッシングの申込を受け付けると、信用情報機関に登録された取引履歴のデータベースを確認しています。
キャッシングの審査に落ちた場合の対処方法
キャッシングの審査に落ちたからといって、お金が必要である状況が変わるわけではありません。ここでは、キャッシングの審査に落ちてしまった場合の対処方法について解説します。
他社に申込をしてみる
1つの金融機関の審査に落ちたとしても、他社であれば審査に通過できるかもしれません。というのも、審査基準は金融機関ごとに異なるため、同じ条件であっても異なる判断が出る可能性があるからです。
銀行が提供しているキャッシングサービスの審査に落ちたのであれば、次は消費者金融に申込をしてみるなど、種類が異なる金融機関に申込をしてみるのも1つの方法です。
支払をクレジットカードで代用する
キャッシングで借入するのではなく、クレジットカードで支払うのも1つの方法です。クレジットカードを使えば、手持ちの現金を使わなくても買物ができます。
質屋を利用する
ブランド品やデジタル家電など、換金性の高いものを保有している場合は、質屋でお金を借りるのも有効な対処方法です。質屋では、担保となる品物を預けることでその価値に見合った金額を借りることができます。返済が完了すれば担保として預けていた品物は戻ってくるので、一時的にお金が必要になった際に役立つ方法です。
品物を手放してもいい場合は、ネットオークションやフリマアプリなどで現金を手にすることができます。
キャッシングの審査についてよくあるご質問
キャッシングの審査に関して、よくあるご質問とその答えをまとめました。
何度か審査すれば通過できませんか
審査に落ちた時点と、年収や他社借入状況などの条件が変わらないのであれば、何度申込をしても結果が変わることはないでしょう。ただし、金融機関によって審査基準は異なるため、別の金融機関に申込することで、審査に通過する可能性はあります。
キャッシングの審査はどれくらいの期間がかかりますか
キャッシングを利用できる金融機関の種類によって異なります。キャッシングは主に消費者金融や銀行、クレジットカード会社などで利用できますが、この中で最も審査期間が短いのは消費者金融です。
消費者金融の中でも最短即日融資に対応しているところは、早ければ30分程度で審査を完了できます。銀行は最短で当日、クレジットカードは一般的に2週間前後です。
プロミスなら、最短3分ほどで融資を受けることが可能です。
即日融資の詳細については以下をご覧ください。 ご融資をお急ぎのお客さまへ(即日融資)
学生や主婦でも審査に通りますか
学生や主婦の方であっても、アルバイトなどの安定的な収入があれば、審査に通過する可能性があります。ただし、お小遣いや仕送りなどは収入には該当しません。
即日審査と即日融資の違いは何ですか
「即日融資」は申込をしたその日のうちにお金を受け取れること、「即日審査」は申込をしたその日に審査結果が通知されることを指します。即日審査に通っても、実際の融資は翌日以降になる場合もあるため、注意が必要です。
キャッシングの審査が不安な場合は借入診断が活用できる
申込をしてみないと融資の可否がわからないというのでは、不安を感じる方もいるでしょう。そのような場合は、本審査を受ける前に借入診断を利用してみましょう。
プロミスには「お借入診断」といって、生年月日と税込年収、他社借入金額を入力するだけで審査通過の可能性を診断できるサービスがあります。この時点では氏名などの入力は不要で、何度試しても審査結果に影響を及ぼすことはありません。申込を検討する際の参考に、試してみてはいかがでしょうか。
お借入診断の詳細については以下をご覧ください。 お借入診断
キャッシングは正しく申告して審査を通過しよう
この記事では、キャッシングの審査の仕組や必要書類、審査に落ちた場合の対処方法などについて解説しました。
申込内容に誤りや不備があると審査に落ちる原因になると本文中で述べましたが、「正しく申告する」ことはとても重要です。正しく申告しなければ金融機関も正確な審査ができないため、自らのミスや虚偽の申告などで不利益を被ることがないよう、手続では丁寧さと正確さを心がけましょう。