虫歯治療の費用はいくらかかる?歯がボロボロでもお金がない・払えない人の対処法
不安解消
更新日:2025.02.18
虫歯の治療をしたいけど、お金が用意できなくて悩んでいませんか?
虫歯の治療をするなら症状が軽いうちに行ったほうが、費用を抑えられます。虫歯を放置すると治療方法によっては、数万円から数十万円以上の費用がかかるので注意が必要です。
本記事では、虫歯の治療費が払えない場合の対処方法や費用を抑えるための方法を詳しく解説します。
目次
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虫歯の治療費はどれくらいかかる?

虫歯の治療費は、症状の進行度や治療内容によって変わります。なぜなら、重症化するほど治療も複雑になるので、その分治療費は増えて治療期間も長くなるからです。
虫歯の治療には、健康保険が適用される「保険診療」による費用と、健康保険が適用されない「自由診療(保険外診療)」による費用があります。ここからは、保険診療と自由診療の違いについて解説します。なお、健康保険に加入していない場合は、保険診療の内容でも、窓口では10割負担になるので注意しましょう。
保険診療なら数千~数万円程度
保険診療は、治療に使える素材や治療法に制約があるので、自分の希望どおりの治療を受けられないことがあります。一方で、健康保険に加入している方が保険診療を受ける場合にかかる自己負担額は治療費の3割のみです。例えば、治療に1万円かかったとしても、実際に支払う費用は3,000円だけで済みます。
自由診療なら100万円以上になることも
自由診療は、治療に使える素材や治療法に制約がないので、公的保険の適用範囲を気にせず、ベストな治療を受けられる可能性が高くなります。しかし、治療費が10割負担となるため、保険診療に比べてかなりの費用がかかります。
例えば、セラミック製の被せ物やインプラントなどは自由診療になり、1本で数十万円になることもあるでしょう。歯列矯正では、大掛かりなものになると100万円以上になることも珍しくありません。
初回の診療には治療費とは別に「初診料」がかかる
歯医者に通う際、初回の診療や前回の治療から一定期間(3か月以上)空いた場合は、初診料を負担する必要があります。厚生労働省の令和6年度診療報酬改定【全体概要版】によると初診料の点数は(2024年12月時点)291点のため、初診料は2,910円(1点あたり10円で計算される)です。
初回の診療では、レントゲン撮影や口の中の写真撮影などにより歯列全体の検査を行います。
虫歯1本あたりの治療費の目安

虫歯治療費は、主に虫歯の進行度によって変わります。初期の虫歯から重度な虫歯まで、保険診療や自由診療によるおよその治療費を見ていきましょう。
痛みはないが小さな穴が開いている(進行度合い:初期)
初期の虫歯の場合、保険診療で1,500~3,000円程度(3割負担の場合)の費用がかかります。初期の虫歯とは、歯の一番外側にある白いエナメル質が溶かされ、歯に穴が開いた状態です。治療には、穴の周りを削ってレジンと呼ばれる白い詰め物をします。ほとんどの場合、治療は1回で終わります。
冷たい物や甘い物がしみる(進行度合い:軽度)
軽度の進行度合いの場合、保険診療なら2,000~1万円程度(3割負担の場合)、自由診療なら7万円程度が目安(費用は素材によって異なる)となるでしょう。軽度の虫歯とは、エナメル質に開いた穴が大きくなり、エナメル質の下にある象牙質まで届いた状態です。
象牙質の下には神経が通っているので、穴が神経の近くまで達していると、冷たい物や甘い物を食べたり飲んだりした時に痛みを感じることがあります。治療はほとんどの場合、2回以上の通院が必要です。保険診療では、穴の周りを削って金属の詰め物をする治療になるでしょう。自由診療では、詰め物の素材の選択肢が広がります。
いつでも歯が痛い(進行度合い:中度)
進行度合いが中度の虫歯の場合、保険診療なら7,000~2万円程度(3割負担の場合)、自由診療なら10万円程度(素材や治療法により異なる)の治療費がかかるでしょう。中度の虫歯とは、常に歯に痛みがあり、穴が象牙質の下の神経にまで達してしまった状態を指します。
神経を取り除き、歯の根の中をきれいにしてから密封し、土台を入れて被せ物をする治療が必要です。治療に時間がかかるので、数回の通院が必要になるでしょう。
保険治療では、歯科医が直接、歯の中を見ながらの治療になるため、精密さには限界があります。自由診療では、歯科用マイクロスコープや歯科用CTなどを使った、より精密な治療を受けられ、土台や被せ物の素材を選べます。
根管治療をしても治らない(進行度合い:重度)
重度の虫歯の場合、保険診療なら抜歯に1,000~3,000円、入れ歯やブリッジに5,000~1万円以下の費用がかかるため、合計で6,000~1万3,000円程度(3割負担の場合)かかります。
自由診療の場合は、抜歯やインプラントで30万~100万円程度(治療方法や素材による)の費用がかかるでしょう。
重度の虫歯とは、根管(歯の根)治療をしても歯が痛む場合や、歯の上部がなくなり神経も壊死しているなど歯を残すことが難しい状態です。
重度の虫歯をそのままにしておくと周囲の歯に悪影響を及ぼすので、抜歯してその部分を補う治療が必要になります。その手段として、入れ歯、ブリッジ、インプラントがあります。入れ歯とブリッジは保険診療で治療可能ですが、インプラントをする際は自由診療となります。
歯周病の治療費の目安
歯周病とは、歯の周りの歯ぐきや歯を支えている骨が溶ける病気です。進行度合いごとに歯周病の治療費の目安を解説します。
歯茎の腫れや出血がある(進行度合い:初期)
歯周病の初期は、歯茎が赤く腫れたり、触ったりブラッシングをしたりした際に出血している状態です。初期の状態の治療方法は、ブラッシングの指導、専門機器で歯石やプラークを除去します。初期の場合の治療費は、保険適用なら5,000円〜1万円、自由診療なら1万円〜5万円ほどが目安となるでしょう。
歯肉が下がり骨が溶けている(進行度合い:中度)
歯周病が進行し中度になると、歯茎が下がったり歯の骨が半分ほど溶けたりします。中度の状態になると、歯周ポケットの歯石を除去して歯根の表面をなめらかにしたり、抗生物質により感染を抑える治療方法があります。中度の場合の治療費は、保険適用なら1万円〜5万円、自由診療なら5万円〜50万円ほどが目安です。初期と比べると治療回数の目安が4回から6回に増え、治療費も多くかかるでしょう。
骨が溶け膿が出ることがある(進行度合い:重度)
中度から歯周病が進行すると歯の骨が3分の2以上溶けたり歯茎に膿が出たりすることがあります。歯がぐらつくようになり、抜けることもあります。
重度の場合は、骨の再生をする手術や歯周ポケットを減少させるフラップ手術などが行われます。骨の損傷が重い場合は、抜歯が必要なこともあるでしょう。
重度の場合の治療費は、保険適用なら3万円〜10万円、自由診療なら20万円〜300万円ほどが目安です。
重度になると治療回数も10回以上必要になることがあるため、さらに多くの費用がかかります。
入れ歯やその他の治療にかかる費用の目安
虫歯が進行し、抜歯をした場合、基本的に部分入れ歯やブリッジ、インプラントなどにより歯を入れます。ここからは、それぞれの治療方法ごとの費用の目安を見ていきましょう。
部分入れ歯
部分入れ歯とは、歯を失った部分に入れ歯をして、残っている歯に金属のフックを掛けて固定する方法です。
部分入れ歯を行う場合、保険適用なら5,000円〜1万5,000円が目安となります。ただし、部分入れ歯は劣化しやすく5年を目安に作り直す必要があるので、その都度費用がかかるでしょう。
さらに、金属製以外のフックを使う場合は保険適用から外れる素材を使うため、費用が高くなることがあります。
ブリッジ
ブリッジとは、欠損した歯の両側の歯を土台に真ん中の歯を支える方法です。ブリッジを保険適用内で済ませる場合は、1本あたり1万円前後の費用がかかります。しかし、見た目を自然にするために、ハイブリッドセラミックにする場合は自由診療となるので5万円〜8万円ほどの費用が目安となるでしょう。また、オールセラミックやゴールドにした場合、40万円前後かかることもあります。
インプラントは自由診療が原則
インプラントとは、あごの骨に人工歯根を埋め込んで、その上で人工歯を装着する方法です。インプラントをする場合、原則自由診療となります。また、インプラント治療は、高度な技術と専門的な知識を持っている歯科医師でなければできない、インプラント自体の費用が高い、治療期間が長いなどの理由から、多くの費用がかかりやすいので注意しましょう。1本あたりの治療費の目安は20万円〜40万円です。
虫歯の放置は健康の他にも治療費増加のリスクがある
虫歯を放置すると、さまざまな健康被害が引き起こされる可能性があります。初期段階では痛みや不快感が少ない場合でも、時間が経つにつれて症状が悪化することが多いので注意が必要です。
例えば、虫歯が歯の神経に達すると、激しい痛みを引き起こすことがあります。また、歯が崩れてしまい、最終的には抜歯が必要になることもあります。
加えて、 虫歯菌が血流に乗って全身に広がった場合、心筋梗塞や脳梗塞などの重篤な病気を引き起こすこともあるので注意が必要です。
虫歯の症状が悪化するほど、通院回数が増えて治療費も嵩むため、違和感を覚えた時点で治療に行くようにしましょう。
虫歯の治療費を払えない場合の対処方法

虫歯が進行した場合、治療費で数万円以上が飛ぶこともあります。ここからは、虫歯の治療費を払えない場合の対処方法を詳しく解説します。
クレジットカードで支払う
クレジットカードで決済すれば、引落時期までに1か月ほどの猶予が生まれます。分割払いやリボ払いにより少しずつ支払うこともできます。クレジットカードは申込時に審査がありますが、既にカードを持っており、利用限度額が不足していなければすぐに利用可能です。
ただし、保険診療の費用をクレジットカードで支払できない歯医者も多くあります。さらに3回以上の分割払いやリボ払いは、手数料がかかります。そもそもカード払いに対応していない歯科医院もあるので、事前にカードを使えるか確認しておきましょう。
デンタルローンで支払う
デンタルローンとは、金融機関や信販会社などが提供している歯科治療専用のローン商品です。ローン提供元が歯科医院に治療費を立替払いし、利用者はローン提供元に借りた治療費と利子分を返済すると言う仕組です。
窓口となっている提携歯科医院で申込を行い、審査に通過すれば利用できます。金利は5.0%前後と一般の個人向けローンより低いですが、利用は原則1回で追加借入はできません。また、インプラントなどの自由診療の治療費でしか利用できず、保険診療の治療費は対象外です。デンタルローンに対応していない歯科医院もあるので、事前に確認しましょう。
デンタルローンや分割払いについて詳細を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
歯医者の治療費が払えない!分割払いやローンは利用できる?
消費者金融業者のカードローンを利用して支払う
カードローンは、金融機関や信販会社、消費者金融が提供している個人向けの借入専用サービスです。使用用途は自由なため、歯科治療費にも利用可能です。はじめて利用する際はカードローンを提供する会社の審査に通る必要があります。金利はデンタルローンよりも高めですが、消費者金融カードローンのように即日での借入ができることもあります。
また、毎月の返済日を細かく設定できるなど、返済方法の自由度が高い一方で、デンタルローンよりも多くの金額は借りられない可能性があります。デンタルローンは自由診療の治療費を支払うために利用し、カードローンは保険診療の治療を受ける際や手元の現金が足りない場合に利用するといった使い方がおすすめです。
一部の消費者金融業者のカードローンでは、初回利用の場合、一定期間無利息で利用できます。無利息期間内に完済すれば、利息の支払なしで利用できるでしょう。「給料日前でお金がないけれど、すぐに歯科医院に行きたい」場合は、数万円の借入が気軽にできるカードローンがおすすめです。
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無料低額診療事業を利用する
無料低額診療事業とは、生計困難者が経済的な理由で必要な医療を受けられないことがないように、無料または低額で診療を受けられる事業のことです。歯科治療も含まれているので、事業の対象であれば利用することができます。
無料低額診療事業の対象となるのは、収入がないまたは低い人、生活保護を必要とする状態にある人(実際に生活保護を受けているかどうかは問わない)、特定の住所を持たない人、DVの被害者、人身取引被害者などの生計を立てるのが困難な人です。健康保険への加入の有無は関係なく、国籍も問われません。
この事業を利用するには、無料低額診療制度に対応している医療機関に直接相談するのが一般的ですが、都道府県によっては社会福祉事務所や社会福祉協議会に相談する方法もあります。
ただし、無料低額診療制度に対応している医療機関でしか利用できないのに加えて、数は少ないので注意しましょう。対応医療機関は都道府県ごとにWebサイトで公開されています。
虫歯の治療費を抑えるには?
虫歯が進行すると多くの治療費がかかるため、なんとかして抑えたいと考える方もいるのではないでしょうか?虫歯の治療費を抑えるには、放置せずに早めに受診する、定期検診に通うなどの方法があります。それぞれの方法について詳しく解説します。
放置せずに早めに受診する
虫歯かな?と感じたら早めに歯医者に行き受診するようにしましょう。症状が悪化してから行った場合、治療回数が増えるため、多くの治療費がかかります。抜糸をした場合、ブリッジやインプラントなどの費用もかかります。また、放置する期間が長くなるほど、他の歯が虫歯になる可能性も高くなるため、注意が必要です。
定期検診に通う
痛みが出た段階で歯医者に行った場合、既に虫歯の症状が進行していることがあります。そのような事態を避けるために定期検診に通うようにしましょう。定期検診に行くことで、虫歯や歯周病が見つかった場合にすぐに対処できるため、治療費を抑えられる可能性があります。また、定期検診では専用の器具でお口の汚れを取り除いてくれるので、口の中を清潔に保てるでしょう。日々の歯磨きのやり方の指導を受けることもできるので、虫歯を予防しやすくなります。
キャッシングの借入についてよくあるご質問
虫歯の治療費の支払に関してよくあるご質問と、その答えをまとめました。
虫歯の治療にカードローンは使えますか
使用用途の問わないカードローンは、虫歯の治療費や旅費などお客さまの利用目的にあわせて使うことができます。申込状況により、即日融資も可能なため、いざという時の助けとなります。
デンタルローンとカードローンは何が違いますか
デンタルローンとは歯科治療費専門のローンです。目的が限定されているため、金利はカードローンよりも低く設定されていることが多いです。ただし、審査には数日要することもあり、緊急性が高い場合はカードローンも検討してみましょう。
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虫歯は早めに治療しよう
虫歯は自然治癒しないため、放置すると症状が悪化してしまいます。その結果、治療にお金も時間もかかってしまい、最悪の場合は歯を失うことになります。
「給料日前で手元に現金がない…」といった場合は、ひとまずカードローンで借入し治療代を支払う方法があります。クレジットカードで治療費を支払うこともできますが、自由診療にしか対応していない、カード決済に対応していない歯科医院もあります。
利用する歯科医院がカード決済に対応しているかわからない場合は、カードローンで現金を用意しておいたほうが安心できるでしょう。
消費者金融のカードローンであれば即日融資が可能な場合が多いですから、緊急時の強い味方となります。さらに虫歯の治療費(保険適用内の費用に限る)は医療費控除の対象となるため、確定申告をすれば一部の費用が戻ってくる可能性があります。
プロミスの即日融資についてはこちらもご覧ください。
ご融資をお急ぎのお客さまへ(即日融資)
また、プロミスなら初回利用であれば30日間無利息サービスもありますので、早めに利用して歯科治療を行ってください。
【ライター情報】
小栗 健吾
FXや仮想通貨の投資経験が9年ある。2018年からWebメディアを中心にライティングの仕事に携わっており、オウンドメディアやアフィリエイトサイトで、これまでに1,000本を超える記事を執筆している。特に投資系ジャンルについては、初心者向けの内容からテクニカル分析・自動売買など専門的な記事まで幅広く執筆している。また、フリーランスとして独立したことやファイナンシャルプランナー2級の資格を取得したことで、消費者金融やクレジットカードの利用に興味を持つようになり、お金に悩んでいる方に向けたローン系の記事も多く執筆している。