バイクローンのメリットとデメリットは?選び方やポイントについてもご紹介
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更新日:2024.09.20
バイクを購入するためのお金が足りないという理由で、バイクローンの利用を検討していませんか? とはいえ、バイクローンを利用するメリットや借入先をどのように選べばいいか悩んでいる方もいるでしょう。
この記事では、バイクローンのメリット・デメリット、借入先の選び方について詳しく解説します。
目次
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バイクローンとは
バイクローンとは、バイクを購入する際に利用できるローンのことです。バイクローンは、バイクの購入費はもちろん、修理や車検の費用にも使うことができます。
バイクローンの種類
バイクローンには、以下のような種類があります。
- ・銀行のマイカーローン
- ・ディーラーローン
- ・保険会社のローン
銀行のマイカーローンは車だけでなくバイクも対象に含まれます。銀行のマイカーローンのメリットは、金利が低い点やローン契約の締結後からバイクの所有権を得ることが可能な点です。
事前に見積もりを取得したり借入額を検討したりなど事前準備が必要な点に注意しましょう。ディーラーローンは、バイクを購入できるディーラーが提携している信販会社や保証会社でローンを組む方法です。
ディーラーローンを利用すると、ローンの契約とバイクの購入手続を同時に行うことができます。
ただし、金利がやや高い傾向があるので注意しましょう。保険会社のローンは、保険会社が提供するローンのことです。銀行並みに金利が低い点はメリットですが、借入までに時間がかかる保険会社もあるので注意しましょう。
また、一般的にカードローンは用途が自由なため、バイクを購入する際にも利用できます。特に消費者金融のカードローンは、最短即日や翌日で借りることも可能なため、すぐにお金が必要な方向けの方法です。
しかし、ほかの方法よりも金利が高かったり大きな金額の借入ができなかったりする場合もあるので注意しましょう。
バイクローンの金利の種類
バイクローンを利用したら、借入金額とは別に利息の返済が必要です。利息がいくらになるかを決める要素の1つに金利があります。
金利には借入から完済まで金利が固定される固定金利と借入期間中も金利が変動する可能性のある変動金利があります。
固定金利を選んだ場合、毎月の返済額や返済期間の計算が楽になるでしょう。また、返済期間中に借入先の金融機関の金利が上がっても固定金利の場合は低いままです。
一方で、変動金利と比べると、契約締結時の金利は高めに設定されています。また、返済期間中に借入先の金融機関の金利が下がっても固定金利は変わらない点に注意が必要です。
変動金利を選んだ場合、一般的に契約当初の金利は固定金利よりも低く設定されています。
しかし、返済期間中に金利が高くなった場合、返済負担が大きくなるでしょう。常に金利が変動する可能性があるので、返済計画も立てにくくなるかもしれません。
このように、固定金利と変動金利では仕組が異なるため、どちらを選ぶか慎重に検討しましょう。
ローン別金利相場・特徴
どの方法でバイクローンを締結するかによって、金利の相場は変わります。各ローンの金利相場は、おおむね以下のとおりです。
契約先 | 金利の相場 |
---|---|
銀行のマイカーローン | 1%前後~3%台後半 |
ディーラーローン | 3%前後~6%前後 |
自社ローン | 本体価格の10~20%程度を加算 |
保険会社のローン | 1%前後~3%台後半 |
消費者金融や銀行などのカードローン | 3%前後〜18%前後 |
自社ローンについては、ほかの方法のように金利ではなく、手数料や保証料といった形でバイクの本体価格に10〜20%程度を加算します。
金利が低い方法ほど返済負担を抑えることができます。
バイクローンの借入先
バイクローンの借入先を決める際には、購入する販売店にお任せするか、自分で借入先を決めます。それぞれの方法ごとの特徴を見ていきましょう。
バイク販売店にお任せ
バイクの販売店にお任せしたい場合は、販売店が提携している信販会社に任せるパターンが一般的です。購入と同時にローン契約ができるため、手続の手間はかからないでしょう。
しかし、金利を高めに設定していることが多いので、返済負担は大きくなる可能性があります。
自分で借入先を決める
自分で借入先を決める場合、信販会社・銀行のマイカーローン・カードローン・ディーラーローンから選びます。
信販会社のローン |
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銀行のマイカーローン |
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カードローン |
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ディーラーローン |
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それぞれの方法によって金利や手続の手間が異なるため、慎重に選ぶようにしましょう。
バイクローンの審査について
バイクローンを利用するためには、審査に通る必要があります。ここからは、審査の基準や審査に通りやすくなるポイントを解説します。
審査基準
バイクローンの審査基準は、主に3つあります。
- ・申込要件を満たしている
- ・継続して安定した収入がある
- ・過去に延滞や破産申立をしていない
まず、最初に申込要件を確認しましょう。ほとんどのバイクローンでは、年齢が18歳または20歳以上でなければ契約できませんが、学生でも安定した収入があれば借入できることもあります。
また、継続して安定した収入があることも重要です。この際、年収だけでなく、年齢、勤続年数、雇用形態なども含めて判断されます。年収の高さよりも毎月継続的に収入を得ている方のほうが審査に通りやすいでしょう。
そして、過去に延滞や破産申立をしていた場合、審査が不利に働く可能性が高くなるので注意が必要です。一般的にバイクローンの申込をする際は、実印(もしくは印鑑証明)に加えて、以下のいずれかの書類の提出を求められます。
本人確認書類 |
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使い道が確認できる資料 |
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収入確認書類※ |
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※カードローンなどで借りる際、借入額が50万円を超える場合や他社借入も含めて100万円以上の場合は収入確認書類が必要です。
運転免許証がなくてもバイクの購入ができることもあるでしょう。また、オンラインで手続する場合は、実印や印鑑証明が必要ない場合もあります。
審査に通りやすくするためには
審査に通りやすくするためには、転職直後の申込は避けましょう。というのも、勤続年数が短い場合、収入が安定していないと判断される可能性があるからです。
また、頭金を用意して利用限度額を抑えてもいいでしょう。頭金があれば、借入額を抑えることができるので、借入希望額が少なくなり審査に通る可能性が高くなるかもしれません。
そして、申込内容や提出書類の不備がないように、提出する前に入念に確認しましょう。
申込内容に誤りや不備があると、審査に時間がかかります。特に申告内容に虚偽があった場合は、審査にも影響するので避けましょう。
未成年のローン・審査
民法改正により成年年齢が20歳から18歳に引下げられましたが、20歳未満ではローン契約ができない金融機関もあります。また、未成年がバイクローンを契約する際には、原則親の同意が必要です。
親の同意なしでローン契約を結ぶことはできないので、注意しましょう。
バイクローンのメリット・デメリット
ここからは、バイクを購入する際にバイクローンを利用するメリット・デメリットについて詳しく解説します。
メリット
バイクローンを利用するメリットは、以下の3つです。
- ・金利が低い
- ・手持ち資金が不足していても購入できる
- ・修理費用を用意しやすくなる
バイクローンを利用する場合、金融機関によっては、低い金利でお金を借りることができます。
加えて、バイクローンを利用すれば、手持ち資金が不足している状況でも、バイクの購入が可能です。バイクによっては、購入費だけで100万円以上かかることがあるため、バイクの購入により生活費の捻出に苦労する心配も減るでしょう。
また、バイクを購入した後も、修理やメンテナンスなどに費用がかかります。現金のみでバイクを購入してしまうと、急に故障したときに修理費用を用意できなくなる可能性があります。
もしものときに備える意味でも、バイクローンを契約する意味はあるでしょう。
デメリット
バイクローンを契約するデメリットは、以下の3つです。
- ・個人間売買には利用できない可能性がある
- ・融資までに時間がかかる場合がある
- ・信販会社やバイク販売店では、ローン完済まで所有権がもらえない
ほとんどのバイクローンは、ネットオークションなどの個人間売買の資金に使うことはできないので注意しましょう。
また、契約先によっては、融資までに時間がかかることがあります。例えば、銀行のマイカーローンでは、仮審査が必要になるため、融資が下りるまでに10日前後かかることも珍しくないでしょう。
事前に余裕をもって申込をするか、急ぎの場合は審査が早く済む方法をおすすめします。
そして、信販会社やバイク販売店でローン契約を締結する場合、バイクの所有権が販売店になることが多いです。所有権がない状態では、ローンを完済し終えるまでバイクを自由に売却できないので、注意が必要です。
長期間のバイクローンを締結しようと考えている方は、ローン締結時に所有権を得ることができる銀行のマイカーローンを検討してもいいでしょう。
バイクローンの選び方・ポイント
バイクローンには、選び方やポイントがあります。バイクローンの締結前に確認しておきましょう。
金利を確認する
なるべく金利の低い方法で契約可能なバイクローンを選びましょう。なぜなら、金利の高いローンを組むと、返済総額が増えて、毎月の返済負担も大きくなるからです。
返済負担を抑えたいと考えている方は、各方法の金利を確認しておきましょう。
保証料の確認をする
借入先によっては、金利とは別に保証料がかかることがあります。金利が低い借入先でも保証料が高いと、ほかのローンを利用した場合より総返済額が増える可能性があります。
費用を抑えたい場合は、金利だけでなく、保証料の有無を確認したうえで、返済シミュレーションを行いましょう。
車両名義の確認をする
販売店でローンを組んで車を購入した場合、ディーラーやローン会社が所有権を持ち、契約者は車の管理責任を持つ使用者となることが多いです。
この場合、ローンの返済を終えるまでは、バイクの所有権がディーラーや販売店にあります。ローンの返済が完了していない段階で、バイクを買い替える際は、手続が煩雑になる恐れがあります。
計画的な金額や期間を設定する
バイクローンを利用する際は、総返済額、毎月の返済額、返済までにかかる期間などをあらかじめ計画しておきましょう。
特に新車を購入する際の借入額は多くなりやすいため、借入をしすぎると返済の負担が大きくなります。
借入額と返済期間を決める際は、事前に返済シミュレーションを行いましょう。返済シミュレーションを行うことで、毎月無理なく返済できそうか判断しやすくなります。
事前に消費者金融やカードローン会社のWebサイトからシミュレーションしておくといいでしょう。プロミスでも返済シミュレーションが可能です。
学生が借りられるバイクローンはある?
高校生や大学生でも、バイクを購入するために学生向けのバイクローンを利用したいと考えているかもしれません。
しかし、学生向けのローンを利用するのは難しいでしょう。
まず、高校生が利用可能な学生向けのローンはないのが現状です。また、大学生や専門学生であれば学生向けのローンや一般的なローンの申込はできるものの、アルバイトなどで得られる収入が少なければ、多くの借入は難しくなります。
学生の方は、アルバイトなどでお金を貯めて現金のみで購入するか、親からの援助を検討しましょう。
自分に合ったバイクローンを探そう
バイクローンを利用する場合は、金利の低さや保証料の有無だけで選ぶのは不十分です。バイクをどのくらい使い続けるのか、いつ購入するかでおすすめの借入先が変わります。
借入方法によっては、融資までに時間がかかったり完済まで所有権が自分になかったりするので注意が必要です。
また、借入をする前に、借入額や総返済額、毎月の返済額などを事前にシミュレーションをしておきましょう。自分に合ったバイクローンを選ぶことで、返済の負担を抑えることが可能です。
プロミスのカードローンの申込方法
今すぐにバイクローンの費用を用意したい場合やほかの方法ではお借入ができない場合には、即日融資が可能なカードローンをご利用してはいかがでしょうか。
カードローンでの車やバイクの購入方法については、以下の記事をご覧ください。
カードローンで車を購入するには?金利や審査方法を知ってアプリでお申込み
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【ライター情報】
小栗 健吾
自身のFXや仮想通貨への投資経験を基に、金融メディアを中心に投資系記事を執筆している。投資系記事以外の執筆にも力を入れており、ファイナンシャルプランナー2級の資格を取得。自身の消費者金融やクレジットカードの利用経験や知識を活かしつつ、お金に悩んでいる方に向けたローン系の記事も多く執筆している。