【状況別】一時的にお金を借りたい場合の借入方法をご紹介!
今すぐお金を借りたい!
更新日:2024.05.30
一時的にお金が必要で、お金を借りたい状況になった場合、どうするのがベストなのでしょうか。
「お金が必要」という状況にも、いくつかの種類があります。当記事では以下の3通りを想定して、一時的にお金を借りる方法を紹介したいと思います。
- ・すぐに借りたい場合
- ・1~2週間程度の猶予がある場合
- ・生活を立直したい場合
これら3通りの状況についてのおすすめの借入方法に加えて、お金を借りる際の注意点についても解説します。
目次
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【すぐに借りたい場合】の借入方法
一時的にお金が必要で今すぐ借りたいという場合に考えられる方法は、即日融資に対応している消費者金融と、クレジットカード付帯のキャッシング枠を利用する2つの方法があります。それぞれの方法について、以下で詳しく紹介します。
消費者金融のキャッシングやカードローン
消費者金融のなかでも特に大手消費者金融は、審査から融資までのスピードがセールスポイントになっています。即日融資に対応している金融機関や「最短〇〇分」といったように短時間で借入ができる金融機関があるので、「一時的にお金を借りたい」「今すぐお金を借りたい」というニーズを満たせるでしょう。
プロミスは最短3分でお借入が可能です。Webやアプリからのお申込であれば原則24時間365日いつでも手続ができるので、深夜や休日などにお金が必要になった場合であっても安心です。
クレジットカード付帯のキャッシング枠
クレジットカードは買物に利用するためのサービスですが、カードによっては買物に利用するショッピング枠とお金を借りることができるキャッシング枠の両方が設定されていることがあります。
キャッシング枠の付帯したクレジットカードをお持ちの場合、このクレジットカード付帯のキャッシング枠を利用すれば、ATMで今すぐお金を借りることができます。
【1~2週間程度の猶予がある場合】の借入方法
お金が必要ではあるものの、1~2週間程度の猶予があるのであれば、フリーローンや目的別ローンも有効な選択肢です。これらのローンは借入までに時間を要しますが、比較的金利が低いなどのメリットがあります。フリーローンや目的別ローンについて詳しく見てみましょう。
フリーローン
フリーローンは、借入をしたお金の使い道に制限がなく原則自由に使えるローンのことです。審査に通過をしたら借入をし、以後は毎月返済をします。カードローンのように限度額の範囲内で自由に借入と返済ができるタイプのローンではないため追加の借入はできませんが、月々の返済日と返済額が決まっているので計画的に返済しやすいことはメリットといえます。
フリーローンは主に銀行が取扱っており、消費者金融やクレジットカードなどと比べると金利は低めです。ただし審査には時間を要することが多く、1~2週間程度かかることもあります。そのため、時間に猶予があるのであればフリーローンを検討してもよいでしょう。
目的別ローン
前述のとおり、フリーローンはお金の使い道に制限がないのに対して、借入をしたお金の使い道が決まっているのが目的別ローンです。マイカーローンであればクルマの購入費用、教育ローンであれば学費、住宅ローンであれば家の購入費用といったように目的に応じたローンがあります。
目的別ローンはフリーローンよりも金利が低く、金融機関によっては条件に応じて金利引下げなどの優遇が受けられるなどのメリットがあるため、お金の使い道があらかじめ決まっているのであれば、目的別ローンを選択するのがよいでしょう。
【生活を立直したい場合】の借入方法
お金が足りない状況が慢性的に続いていて、生活そのものを立直す必要性を感じている場合は、国や自治体が設けている制度を検討するのがよいでしょう。ここでは生活支援費と緊急小口資金の2つを紹介します。
生活支援費
生活支援費は厚生労働省が設けている制度で、生活に必要なお金に困っている人や、今の生活を立直したいと考えている人を支援するための費用を低金利もしくは無金利で借りることができます。
2人以上の世帯であれば月20万円、単身者であれば月15万円が貸付額の上限です。貸付期間は原則3か月で、最長は12か月です。原則として保証人が必要ですが、保証人なしでも借りることができます。保証人がいる場合は無金利、保証人なしの場合は年利1.5%です。
緊急小口資金
離職や解雇、病気やケガなどで生活に困っている人に対して、1世帯あたり10万円を上限として貸付をする制度です。据置期間は2か月であるため、お金を借りた2か月後から返済が始まります。一括もしくは分割での償還(返済)となります。
名称が多少異なるものの、各自治体に同様の制度があります。
一時的にお金を借りる際の注意点
一時的にお金を借りる際に知っておくべき注意点について解説します。
返済能力を審査される場合がある
消費者金融などから一時的にお金を借りる際には、返済能力が十分であるかどうかを確認するための審査があります。お金を借りるためには、この審査に通る必要があります。
ただし、すでに保有しているクレジットカードに付帯しているキャッシング枠を利用する場合は、新たな審査はありません。
金利を低く抑えられる方法を選ぶ
消費者金融は借入までのスピードが速く、今すぐお金が必要な人にとっては頼もしい存在です。しかし、その一方で銀行のフリーローンと比べると金利は高めに設定されていることが多くなっています。最も急いでいる場合に消費者金融を提案しましたが、1~2週間の猶予がある場合はそれ以外の方法を提案したのも、このためです。
時間的に余裕があるのであれば、金利を抑えられるサービスを利用することをおすすめします。
収入証明書類の提出を求められる場合がある
お金を借りるための審査では、条件によって収入証明書類の提出が必要になる場合があります。その条件は、以下のとおりです。
- ・貸金業者1社から50万円を超える借入をする場合
- ・複数の貸金業者からの借入総額が100万円を超える借入をする場合
なお、貸金業者とは消費者金融やクレジットカード会社など貸金業法による規制の対象となっている金融機関のことです。
一時的なお金の借入は金利に注意しながら適切な手段を選ぼう
当記事では一時的なお金の借入について、3つの状況別に分けて解説しました。急いでいる場合はスピーディな借入ができる消費者金融やクレジットカード付帯のキャッシングを検討するのがよいでしょう。そうではない場合は金利を重視して、より金利の低い借入を選択するのがよいと思います。
金利を抑える方法としてフリーローンや目的別ローンなどを紹介しました。これらの方法を組合わせてトータルの出費を抑えることを念頭に、上手な借入を心がけましょう。
【ライター情報】
田中 タスク
自身も投資家として資産運用を実践しつつ、そこで得られた知見を交えて投資系ライターとしてネットや書籍などの記事制作に取り組む。その一方で消費者金融やカードローンなどに関する知識をいかして、「お金のピンチ」を乗り切る方法の発信にも注力、借入に対する正しい知識の重要性を発信中。