カードローンのWeb完結とは?メリットと注意すべきポイントを確認
基礎知識
更新日:2022.03.15
カードローンの申込をする際、「Web完結」という言葉を目にすることがあるでしょう。Web完結とは、Web上で申込手続きを完了できる便利な方法です。特に、家族などに内緒でカードローンを契約したい場合や、面倒な来店や郵送手続きなしで使い始めたい人にとって、Web完結は最適な方法といえます。
ただ、Web完結を利用する際は、「どこまでWebでできるのか」という点に注意しなければいけません。ここでは、Web完結のメリットと利用上の注意点などについて、実際の利用手順と併せて解説します。
目次
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Web完結には3つのメリットがある
カードローンの申込から契約まで、すべての手続きをWeb上で済ませるWeb完結。実際に店舗に出向いて行う申込と比較すると、3つのメリットがあります。
周囲に知られずに利用できる
最大のメリットは、カード会社からの郵送物が発生しないことです。郵送物を受取る必要があるカードローンの場合、自身が不在のときに家族が郵便物を受取ってしまうと、不審に思われる(気づかれてしまう)可能性があります。封筒には会社名などが書かれていることが多いので、たまたま訪れた友人や親類が目にしてしまう可能性もあるでしょう。
Web完結のカードローンは、そもそも郵送物が送られてくることがありませんから、申込をしたことが身内に知られる心配は無用です。
手軽に申込ができる
Web完結のカードローンは、申込手続きをすべてWeb上で行えます。店舗や無人契約機に抵抗を感じる人でも、他者の視線を気にせず申込ができることは大きなメリットといえるでしょう。
もちろん、Webからの申込でも身分証明書等の書類提出が必要なことは変わりませんが、撮影したデータをアプリやWeb上にアップロードするだけで済みます。
融資までがスピーディー
カードローンの申込は、「急いでお金が必要」というタイミングで行う場合が多いでしょう。そのようなときに、郵便で必要書類を送っていたり、カードを受取っていたりすると、融資が実行されるまでに多少の時間が必要です。
Web完結なら、書類の提出もPCやスマートフォンから手軽にできますし、カードレスであればカードの発行にも時間がかかりません。すぐにお金が必要なとき、Web完結にはスピードという大きなメリットがあるのです。
Web完結でカードローンを利用する際の注意点
Web完結のカードローンには、多くのメリットがあります。ただし、「Web申込可能」「手続きはWebからできます」などと書かれていても、すべての作業がWeb上で完結するとは限りません。
Web完結のカードローンの利用を考えたときに注意すべきポイントは、下記の4つがあります。
Webでどこまで手続きができるか確認する
Web完結のカードローンを利用する際は、どこまでWebで手続きができるのかを事前に確認しましょう。案内にはWeb完結と書かれていても、「Webで融資(借入)まで完結」の場合と、「Webで申込手続きが完結」という場合があるからです。
どちらのケースを採用しているかはカードローン会社ごとに異なりますが、おおよその傾向として、銀行系カードローンは契約まで、大手消費者金融系カードローンは融資までWebで完結というケースが多いようです。
Web完結に利用条件があるか確認する
Web完結の申込には、利用条件が付帯していることがあります。例えば、「指定銀行の口座を持っている人はWeb完結での申込が可能」というケースです。
Web完結で申込ができるカードローンを検討するときは、自分が持っている口座に対応しているかなど、条件についても確認しておきましょう。
郵送物の有無を確認する
銀行系カードローンでは、ローンカードと契約書が後日郵送されてくるケースがほとんどです。契約手続き自体はWeb上で完了したとしても、カードの実物や契約書が送られてくると、同居人にばれてしまうリスクが高まります。
また、カードローン用のカードは、簡易書留のように配達人から直接受取る必要がある方法での送付が多く、留守をしがちな場合、受取るタイミングに不便を感じることもあるでしょう。
完全な意味での申込と融資のWeb完結を希望するのであれば、カードを発行せずに融資を受けられる「カードレス」のカードローンを選ぶことがおすすめです。申込はWebで行い、カードの受取りだけを無人契約機などで行う方式もあります。その場まで出向く必要はありますが、家族などに知られるリスクを軽減できるでしょう。
電話連絡の有無を確認する
Web完結のカードローンでも、勤務先への在籍確認はWeb以外の方法で行われる場合が大半です。特に、銀行系カードローンでは、電話での在籍確認が申込の必須条件になっていることがあります。
もちろん、「カードローンの申込があった」という連絡をされたり、誰もが知っているような消費者金融の社名を出して在籍確認をされたりすることはありません。とはいえ、勤務先と付き合いのない個人から電話がかかってきたことで、不審に思われる可能性はあります。
周囲に知られたくない人や、電話での在籍確認だとお金が必要なタイミングに間に合わないという人は、電話以外の方法で在籍確認ができるカードローンや、在籍確認について相談にのってくれるカードローンを選びましょう。
プロミスは申込から融資までの「Web完結」が利用可能
プロミスでは、申込から融資までを、完全にWeb上で完結できます。契約時に「カード不要」を選択すればカードレスにもできるため、郵便物の受取りや店舗への来店といった作業も発生しません。
ここでは、プロミスのWeb完結の申込手順を、5つのステップでご紹介します。
1. Web上で申込
プロミスの公式サイトにある「はじめてのお申込」ボタンか、プロミス公式アプリでアプリローンの新規申込を行います。氏名や自宅、勤務先などの入力を行い、契約方法は「Webでご契約」を選択しましょう。
また、書面の受取方法については「プロミスのホームページにて書面(Web明細)を確認」を選ぶことがポイントです。
2. 本人確認を行う
本人確認は、「金融機関口座でかんたん本人確認」か「アプリでかんたん本人確認」のどちらか好きなほうを選べます。
<金融機関口座でかんたん本人確認>
「金融機関口座でかんたん本人確認」は、指定の金融機関の口座を保有している人が対象の本人確認方法です。ただし、確認書類の送信は必要となりますので、下記のいずれかの書類をWebまたはアプリから送信してください。
- ・運転免許証
- ・健康保険証
- ・パスポート(2020年2月3日以前に申請・発行されたもので、住所欄に現住所が記載されているもの)
- ・マイナンバーカード(通知カードは不可)
- ・在留カード/特別永住者証明書
- ・住民基本台帳カード
なお、上記書類に書かれている住所が、現在の住所(自宅)と異なる場合は、発行日から6か月以内の公共料金の領収書、住民票の写しのほか、国税や地方税の領収書、納税証明書、社会保険料の領収書などのうち、いずれかが追加で必要になります。
<アプリでかんたん本人確認>
「アプリでかんたん本人確認」を選択する場合は、下記のいずれかの書類画像の送信が必要です。身分証明書が健康保険証しかない人は、「金融機関口座でかんたん本人確認」を利用しましょう。
- ・運転免許証
- ・マイナンバーカード
- ・在留カード
こちらも、書類の住所が現住所と異なる場合は、健康保険証、パスポート(条件は前述と同様)、住民基本台帳カード、もしくは「金融機関口座でかんたん本人確認」で求められる追加書類と同じものが必要になります。
3. 電話かメールで審査結果の通知を受ける
審査結果の通知は、電話かメールのどちらかからを選択できます。
申込時のチェック項目にある「審査結果の連絡方法」で、希望する方法を選びましょう。
4. Web上で契約手続き
審査に通過した場合は、Web上で正式な契約手続きを行います。
このとき、「カード不要」を選択すればカードレスでカードローンを利用できますし、カードを受取る手間と利用開始までの時間を省けます。
5. 振込またはATM、アプリで借入
カードなしを選択した場合、「インターネット振込」か「スマホATM取引」の2種類の方法で借入が行えます。
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・インターネット振込
振込を希望する場合は、Web上の会員ページかアプリの会員ページから手続きを行いましょう。スピーディーに指定口座に必要な金額が入金されます。
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・スマホATM取引
ATMで借入を行う場合は、セブン銀行ATMとローソン銀行ATMが利用できます。操作手順は簡単で、まずはプロミスの公式アプリから表示されたQRコードをスマートフォンで読み取ります。その後、「お借入」を選択し、ATMに表示されたQRコードを読み取ったら、「企業番号」「ワンタイム暗証番号」の入力などを行うことで、現金での借入が可能です。
※セブン銀行ATMでの操作手順ですが、ローソン銀行ATMもほぼ同じです。
Web完結できるカードローンは手軽で便利
借入まですべての手続きをWeb上で完結できるカードローンは、お金が必要になったときに時間や場所を問わずに申込ができ、借入までもスピーディーというメリットがあります。
さらに、カードレスを選択すれば、カードを受取る必要もありません。カードを管理したり持ち歩いたりしなくても、スマートフォンだけで借入ができます。Web完結のカードローンを、日々の暮らしに活用しましょう。