即金が必要…今すぐお金を用意する方法とNG行動もあわせて解説!
今すぐお金を借りたい!
更新日:2024.07.26
即金、いわゆる「今すぐ使えるお金」を用意する場合、不用品の売却や日雇いアルバイトをするなどさまざまな方法があります。しかし、本当に即金が手に入るか、どの方法が利用しやすいか疑問を持っている人もいるでしょう。
本記事では、即金を用意する3つの方法や、それぞれの方法がなぜおすすめかを紹介します。
目次
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即金を用意する方法は3つ
即金を用意する主な方法は、不用品を売る、日雇いアルバイトをする、お金を借りるの3つです。不用品を売る方法では、ブランド品や電化製品、貴金属類、本、CD、ゲームソフト、キャラクターグッズなどを売ってお金を手にできます。
日雇いアルバイトをする方法は、即日払いのアルバイトをしてお金を手に入れる方法です。お金を借りる方法は、定期預金の自動貸付、保険の契約者貸付、カードローンなどの方法があります。
勤務先によっては給料を前払いで受取れる制度を利用できることがあります。それぞれの方法によってお金を借りられるまでの時間や用意できるお金が変わるので注意しましょう。
不用品を売って現金にする
不用品を売って現金にするには、フリマアプリやフリマサイト、リサイクルショップや古本屋などを利用する方法が一般的です。
両者の違いについて詳しく解説します。
フリマアプリ、フリマサイト
フリマアプリやフリマサイトでは、ほかの人の値づけを確認した上で販売価格を決められます。すぐに売りたいのであれば、少し低めに設定したり、おまけをつけたりして注目を集めやすくしましょう。
ただし、フリマアプリやフリマサイトの売上は、商品を発送し、受取った人が受取連絡や評価をした後に反映され、その後、出金申請をして振込まれるのが一般的です。
どれだけ発送を急いでも、商品が売れてから入金までには数日程度かかってしまいます。
取引相手の評価が遅かったりトラブルになったりすれば、さらに入金が遅れます。
リサイクルショップ、古本屋
リサイクルショップや古本屋は、フリマアプリに比べて売れる商品が限定的です。また、売却額も直接買いたい人とやりとりできるフリマアプリより、低い可能性が高いでしょう。
一方で、売りたい物をその場で査定してもらい、現金が受取れるといったメリットがあります。即金が必要な場合は、実店舗への持ち込みがおすすめです。
日雇いアルバイト等をする
即日払いのアルバイトは、効率良くまとまった金額の即金を手に入れられる方法です。何十万円も必要な場合は、その分多く働く必要があるため、ある程度時間がかかりますが、1~2万円程度なら比較的早めに手に入れられるでしょう。
ただし、アルバイトで稼ぐ場合は、給与が「日払い」か「即日払い」か確認しておく必要があります。
- ・日払い…1日単位で給与が支払われるシステム
- ・即日払い…その日のうちに給与が支払われるシステム
日払いを選んだ場合、アルバイトをした翌日以降に支払われることもあるので注意が必要です。
今すぐ即金を手に入れたい場合は、働いたその日にお金を受取れるかを確認してみてください。
日払いかどうかだけでなく「いつ給与をもらえるか」を確認しておくと安心です。
お金を借りる
自動貸付、契約者貸付、カードローン、クレジットカードのキャッシング枠などを利用してお金を借りることができます。
それぞれの方法の特徴について詳しく見ていきましょう。
自動貸付を利用する
自動貸付は、定期預金などを持っている人が、普通預金のお金が不足した場合に自動で貸付されるシステムです。定期預金がある人でなければ利用できませんが、定期を解約しなくてもお金を手に入れられます。
例えば、定期預金残高100万円、普通預金残高1万円の人が、普通預金から2万円引出そうとした場合、通常は残高不足で引出すことができません。しかし、自動貸付制度があれば、定期預金残高を担保に自動で1万円が融資され、2万円を引出すことができます。
自動貸付制度の有無や利用可能額などは銀行によって異なるため、利用している銀行に制度があるかチェックしてみましょう。
契約者貸付を利用する
契約者貸付とは、満期に解約返戻金がある保険に加入している人が利用できる貸付制度です。
一般的な消費者金融やクレジットカード付帯のキャッシングサービスより低い金利でお金を借りられる可能性があります。融資までの日数は保険会社によって異なり、即金が手に入ることもあれば、数日かかる場合もあります。
ただし、借りられるのは契約者本人のみで、融資の上限額はその時点での解約返戻金の7割程度です。返済が滞ると保険が失効する可能性もあるので、注意が必要です。
カードローンを利用する
カードローンは、スピーディーに現金を手に入れられる方法です。特に、消費者金融のカードローンは、即日融資を実施している場合もあり、スムーズに手続を進められます。
一方で、銀行系カードローンは即日融資ができない場合があるので注意が必要です。即日でお金を借りたいときは、最短でいつ借りられるか確認してから申込みましょう。
プロミスはWebからのお申込なら最短3分で借入が完了します。(※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。)
初回30日間無利息サービスも提供しているため、利息の負担を抑えてお金を借りることも可能です。すぐにお金を必要としている方は、ぜひご検討ください。
クレジットカードのキャッシング枠を利用する
クレジットカードに付帯しているキャッシング枠を利用してお金を借りる方法もあります。
既にキャッシング枠が付帯しているクレジットカードを持っていれば、新たな審査なしでお金を借りることができます。
借入をする際は、インターネットや提携している金融機関およびコンビニのATMを利用できるので、すぐにお金を手に入れられるでしょう。
ただし、キャッシング枠が付帯されていないクレジットカードしか持っていない場合は、別途審査に通る必要があります。審査の状況によっては翌日以降にならなければキャッシング枠が付帯しないため、すぐにお金を借りられない可能性があります。
カードローン利用時の注意点
カードローンを利用して即金を用意する場合、申込をする前に確認しておくことがあります。
申込む時間帯によっては即日融資できない
カードローンを申込む時間帯によっては、即日融資ができないので注意しましょう。なぜなら、カードローンの審査は原則24時間行われているわけではないからです。
申込をした時間が遅かった場合、審査の結果が翌営業日まで判明しないことがあります。加えて、万が一審査に通らなければ、お金を用意するのに時間がかかってしまいます。
即金を用意するには、なるべく早い時間に申込むようにしましょう。
また、カードローンの審査では本人確認書類と借入希望額や他社からの借入状況などによっては別途書類の提出が求められる場合があります。
必要書類に不備があると審査が遅れるため、書類が揃っているか確認してから申込むようにしましょう。
ATMのメンテナンス中は利用できない
カードローンを利用する場合、コンビニATMなどの提携ATMからもお金を借りることができます。しかし、提携ATMのメンテナンス中は、利用できないので注意しましょう。
カードローンの申込をする際は、事前にメンテナンスが行われる時間を確認しておくことをおすすめします。
即金が必要でも絶対とるべきでない対処方法
即金を手に入れる方法はいろいろあります。しかし、中には大きなトラブルの元になる危ない方法もあります。いくらお金が必要になっても、以下の方法はとらないようにしましょう。
審査なしでOKの業者から借入をする
「審査なしで即入金」などと宣伝している貸金業者がいたとしても、利用してはいけません。
どのような貸金業者でも、審査なしでお金を貸すことはできません。「審査なし」の借入ができる業者は、違法な悪徳業者の可能性が高いです。後々トラブルに巻き込まれたり、違法な利子を取られたりする可能性がありますから、決して連絡しないでください。
クレジットカードを現金化する
クレジットカードの現金化とは、業者が指定するネットショップでクレジットカード決済を行い、その後キャッシュバックとして現金を振込んでもらう方法です。
また、高額な商品を購入して売却することで、お金を手に入れる方法もあります。
しかし、どちらもクレジットカードの規約違反であり、発覚すれば利用停止や解約の恐れがある行為です。さらに、クレジットカードの利息(分割やリボ払いの場合)と、利用額と現金化する際の差額と二重の手数料がかかります。デメリットが大きいので、別の方法をとるのが賢明でしょう。
Web上で個人から融資してもらう
SNSなどWeb上には、個人間融資の募集をしているアカウントが多数あります。しかし、このような融資は、貸金業法違反になる可能性があり、金融庁などでも注意喚起しています。悪質な要求をされたり、犯罪に巻き込まれたりすることもあるので、個人情報を渡したり、借入の申込をすることは避けてください。
SNSの副業アカウントの仕事をする
SNSで「簡単にできる」「稼げる」といったふれ込みで、人を募集している業者もいます。しかし、このような仕事は、違法なものである可能性が高いため、甘い言葉が並ぶ副業アカウントには近づいてはいけません。
即金が必要な時は、カードローンを利用するのが安心
早めにお金を用立てる方法はいろいろありますが、入金までに数日かかったり、リスクが高かったりするため、即金が必要な場合は、審査がスピーディーで即日融資が可能なカードローンの利用が便利です。
いくら困っていても、危険な方法で即金を用立てることのないように注意してください。
【ライター情報】
小栗 健吾
自身のFXや仮想通貨への投資経験を基に、金融メディアを中心に投資系記事を執筆している。投資系記事以外の執筆にも力を入れており、ファイナンシャルプランナー2級の資格を取得。自身の消費者金融やクレジットカードの利用経験や知識を活かしつつ、お金に悩んでいる方に向けたローン系の記事も多く執筆している。